東京江東区の森下文化センターが、6月26日を第1回に「貸本マンガの時代」と題した4回シリーズの講演会を行う。各回ともゲストに貸本マンガで活躍したマンガ家を招き、貸本が大衆文化やマンガ文化に果たした役割や時代背景などを考える。 森下文化センターは田河水泡・のらくろ館を併設するなど、マンガを通じた文化活動に積極的に取り組んでいる。マンガをテーマにした講演もそのひとつだ。これまでも、マンガ文化を掘り下げた連続講演を数多く企画してきた。 今回は、6月26日を第1回、8月28日に第2回、その後第3回、第4回を予定する。時間はいずれの日も14時から16時と余裕のある時間が取られている。じっくりと話を聴くことが出来る。 参加費は全4回で6000円、各回の受講も可能でこちらは1700円となる。受講は事前予約必須で、先着順に受付ける。 気になるゲストは第1回が、『風雲児たち』、『ホモホモ7』などのみなもと太郎さん。「貸本マンガとは~歴史、時代、表現」をテーマにする。第2回「貸本マンガの世界~劇画の誕生」では、劇画生みの親とされる辰巳ヨシヒロさんがゲストだ。 第3回は女性の少女マンガ家の草分けである今村洋子さんが「貸本マンガの世界~父娘二代、マンガ家として」を語る。そして、最後は「貸本マンガの世界~貸本マンガから週刊誌へ」のタイトルで『巨人の星』、『いなかっぺ大将』の川崎のぼるさんと『包丁人味平』など長年にわたり数々の作品を送り出してきビッグ錠さんと豪華なゲストとなる。 各回とも、現代マンガ図書館長の内記稔夫さんがコーディネーターを務める。水木しげるブームをきっかけに、再び脚光を浴びている「貸本マンガ」について知る貴重な機会になるだろう「貸本マンガの時代」(全4回)6月26日(日)第1回 「貸本マンガとは~歴史、時代、表現」ゲスト講師: みなもと太郎(漫画家)8月28日(日)第2回「貸本マンガの世界~劇画の誕生」ゲスト講師: 辰巳ヨシヒロ(漫画家)第3回 「貸本マンガの世界~父娘二代、マンガ家として」ゲスト講師: 今村洋子(漫画家)第4回 「貸本マンガの世界~貸本マンガから週刊誌へ」ゲスト講師: 川崎のぼる(漫画家)コーディネーター(全回とも): 現代マンガ図書館長 内記稔夫時間: いずれも14時~16時参加費 6000円(全4回分) 各回単発受講は1700円要予約、先着順受付問い合わせ/申し込み江東区森下文化センター(田河水泡・のらくろ館) /http://www.kcf.or.jp/morishita/index.htmlTEL 03-5600-8666 (受付時間 9時~22時 第1・3月曜日休館)
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