メアリー・ブレア生誕100年で展覧会 銀座三越からスタート | アニメ!アニメ!

メアリー・ブレア生誕100年で展覧会 銀座三越からスタート

メアリー・ブレアの業績と人生を振り返る展覧会「メアリー・ブレア人生の選択、母のしごと。」が、4月28日に銀座三越でスタートした。

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 ディズニースタジオを中心に米国で活躍したアーティスト メアリー・ブレアの業績と人生を振り返る展覧会「メアリー・ブレア人生の選択、母のしごと。」が、4月28日に銀座三越でスタートした。銀座三越では5月9日まで行い、その後3年間をかけて全国を巡回する。
 展覧会はスタジオジブリの協力で開催されるものである。アニメーションやイラストレーションの世界で大きな業績を残したメアリー・ブレアを広く紹介する。

 メアリーの活躍は特にディズニーでの数々の作品で知られている。数々の手描きフルアニメーションの傑作を次々に送り出した1950年代のディズニー作品で、『シンデレラ』、『ふしぎの国のアリス』、『ピーター・パン』などのコンセプトアートを手掛けた。また、ディズニーランドの人気アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインも彼女の手によるものだ。
 そうしたアーティストとして活躍と同時に、必ずしも働く女性にやさしい環境でなかった時代に母親や妻として、家族生活を大切にしながらキャリアを築いたことも特筆される。展覧会では、母として生きたメアリーにも大きな焦点を当てる。

 展覧会に協力するスタジオジブリは、かねてよりメアリー・ブレアの才能を高く評価してきた。そうしたなか2009年に東京都現代美術館で開催されたメアリー・ブレア回顧展をきっけに遺族と交流するようになった。そして、遺族からメアリーの作品の数々を譲り受けた。
 今回の展示は、こうした作品が中心となる。企画展では原画や所持品、絵本など180 点以上の作が集められた。
 銀座三越での展覧終了後は、2011年7月9日から8月28日に北海道で開催、その後もさらに日本全国の美術館や百貨店を中心に巡回を予定する。

「メアリー・ブレア 人生の選択、母のしごと。」 銀座三越
/ http://www.maryblair.jp/

会期:2011年4月28日(木)~2011年5月9日(月)
入場時間: 10時~19時半(20時閉場)
※最終日は16時半まで(17時時閉場)
会場:銀座三越8 階催物会場
料金: 500円(税込) 中学生以下無料
《animeanime》
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