米国アカデミー賞ノミネート発表 「トイ・ストーリー3」が5部門に | アニメ!アニメ!

米国アカデミー賞ノミネート発表 「トイ・ストーリー3」が5部門に

3作品が勝ち残った。ドリームワークス・アニメーションの『ヒックとドラゴン』、シルヴァン・ショメ監督の『イリュージョニスト』、そして『トイ・ストーリー3』

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 米国の映画芸術科学アカデミーは、1月25日に第83回米国アカデミー賞のノミネートを発表した。昨年秋から始まった2010年の賞レースもいよいよヤマ場を迎える。アニメーション分野でも長編アニメーション(Animated Feature Film)と短編アニメーション(Short Film (Animated))の両部門で発表されている。
 長編アニメーション部門は昨年11月に15本の選考対象が明らかにされていたが、このなかから3作品が勝ち残った。ドリームワークス・アニメーションのクリス・サンダースとディーン・デュボアの両監督のもと製作した『ヒックとドラゴン』、フランスのシルヴァン・ショメ監督の最新作『イリュージョニスト』、そしてディズニー/ピクサーの人気シリーズの最新作『トイ・ストーリー3』(リー・アンクリッチ監督)である。いずれも前評判の高かった作品だけに、順当な結果と言えるだろう。

 今回目を惹いたのは、長編アニメーション部門にもノミネートされた『トイ・ストーリー3』の他部門での活躍だろう。10作品が挙げられている作品賞をはじめ、歌曲賞(「We Belong Together」)、脚色賞、音響編集賞の4部門で、実写映画と競ってノミネートされた。トータルで5部門に名前が挙がっている。作品がアニメーションという枠を超えた評価をされていると言えそうだ。
 他のアニメーション作品でも音楽部門での活躍が目立った。作曲賞には『ヒックとドラゴン』が、歌曲賞には『塔の上のラプンツェル』から「I See the Light」が選ばれた。米国の長編アニメーションにしばしばミュージカルスタイルが取り入れられていることが反映してそうだ。

 もうひとつのアニメーション賞である短編アニメーション部門のノミネートは5作品である。昨年、12月に選ばれた10のエントリー作品から選ばれた。『Day & Night』(テディ・ニュートン監督)、『The Gruffalo』(マックス・ラング、ジェイコブ・シュー監督)、『Let’s Pollute』(Geefwee Boedoe監督)、『The Lost Thing』(Shaun Tan、Andrew Ruhemann監督) 『Madagascar, Carnet de Voyage』(Bastien Dubois監督)である。
 米国国内だけでなく、広く世界の作品を対象とする部門ということもあり、米国、英国、フランス、オーストラリアと様々な国の作品が揃った。また、商業シーンで活躍した作品からアート色の強い作品まで、表現の幅も広い。今後発表される受賞作が楽しみだ。
 それぞれの受賞作、受賞者は、2011年2月27日のコダックシアターで行われるアカデミー賞授賞式にて発表される。

米国アカデミー賞 /http://www.oscars.org/awards/index.html
《animeanime》
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