太田出版 作品創出空間「ぽこぽこ」来年3月にウェブ展開 | アニメ!アニメ!

太田出版 作品創出空間「ぽこぽこ」来年3月にウェブ展開

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 太田出版は、ウェブを通したクリエイターと読者のコミュニケーションを利用する新しい作品創出に乗り出す。2011年3月17日にWEB連載空間「ぽこぽこ」とタイトルしたサイトを開設する。
 「ぽこぽこ」はネット上の作品公開システムで、活字やマンガの新作を発表の場となる。さらにこのシステムには、読者とのコミュニケーションを活性化する仕組みが取り入れられる。インタラクティブ性を押し出したものとなるようだ。また、サイトと作品の閲覧は無料で、掲載作品の単行本化を目指す。

 太田出版は「QuickJapan」や「Otome continue」などの雑誌や書籍、マンガなどの出版を手掛ける中堅出版社だ。マンガ作品も含めて、サブカルチャー色が濃いのが特徴である。近年、既存の出版社だけでなく、ポータルサイトなどのIT企業も含めて、独自に展開するウェブマガジン、ウェブコミックが増えている。そうしたなかで太田出版は独自の個性を利用した、従来と異なる仕組みの導入で差別化を図る。
 特に今回注目されるのが、読者によるメッセージの機能だ。サイトでは太田出版の開発した新機能により、マンガのコマの好きな位置、文章内のフレーズごとに、著者へのメッセージを書き込める。さらに読者による作品のブログやホームページへの貼り付けも可能とする。具体的なビジュアルは公開されていないが、ニコニコ動画のような作品そのものを媒介にコミュニケーションが目指されていることが分かる。

 同時に作品のビジネス展開でも、新しいやりかたを目指す。著者と太田出版は独自契約システムを持ち、太田出版は連載開始時から著者のエージェントとして活動する。単行本化や海外展開、映像化、電子化なども視野に入れる。
 「ぽこぽこ」の詳しい機能や参加作家については、2011年1月以降順次発表とのこと。2011年の出版、マンガビジネスの新たな挑戦となりそうだ。

太田出版 /http://www.ohtabooks.com/
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