12月22日、インデックスグループは、同社のグループ会社ロッソインデックスの有力オンラインRPG『ドルアーガの塔~the Recovery of BABYLIM~』のサービスをフランスで開始した。グループのフランス現地法人インデックス・マルチメディアが自らローカライズを行い提供する。インターネット・モバイル分野で強みを持つグループ力を活かす。 日本と同様で基本プレーは無料、アイテム課金による収益化を目指す。フランスは日本のポップカルチャーの人気が高い地域だけにその成果が期待される。
『ドルアーガの塔~the Recovery of BABYLIM~』は、バンダイナムコゲームズ(当時ナムコ)により1986年に発売された人気アーケードゲーム『ドルアーガの塔』の続編として、PC向けのオンラインRPGとして開発された。国内ではロッソインデックス(旧ゴンゾロッソ)が、2008年4月からサービス提供をしている。 80年代に人気を博したゲームの世界観を受け継ぐ一方で、さらにプレイヤー同士で協力するオンラインRPGならではのゲーム性やストーリーが売りになっている。国内ではゲームのスタートに並行して『ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜』、『ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜』の2本のアニメ化を展開したことから知名度も高い。 海外でも競争の激しいオンラインゲームビジネスではあるが、こうした知名度の高さ、ブランド力は、フランスでも力を発揮しそうだ。