12月18日から東京・シネセゾン渋谷ほかにて公開された映画『キック・アス』が好調なスタートを切った。18日、19日のシネセゾン渋谷の興行は、全回満席となり週末2日間の動員は1838人、興収は300万円を超えた。同日公開となったTOHOシネマズ川崎、テアトル梅田も好調な成績で、全国でほぼ満席となった。前評判の高さが観客動員に表れたかたちだ。 配給によれば客層は、映画ファンの男性や若いカップル、女性連れ、さらに中高年など幅広い層から支持されているという。口コミの高さもあり、今後も堅調な興行を予想しており、後に続く全国公開にも期待をかける。 『キック・アス』は、2010年3月に米国で公開されたヒーロー映画だ。ただし、ヒーローといっても、『スパイダーマン』や『バットマン』とはやや異なる。主人公でデイブは、ヒーローに憧れるあまり自らヒーローコスチュームを作ってしまった何の取り柄ない少年である。R15という指定からも、作品が既存のスーパーヒーロー映画へのアンチテーゼやパロデイから一線を画した作品であることが分かるだろう。 主人公デイブ役には、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』のジョン・レノン役を演じたアーロン・ジョンソンが、大活躍のヒットガールは13歳のクロエ・グレース・モレッツが抜擢された。さらにニコラス・ケイジの力の入った演技が見どころだ。 映画公開にあわせユニークなイベントも企画されている。初日シネセゾン渋谷に登場したキックアスと最強の少女ヒットガール、金持ちヒーロー・レッドミストとバットマンもどきのビッグダディの4人のコスプレが各劇場に姿をみせる。 12月25日・26日にテアトル梅田、年明け1月15日・16日はシネマイクスピアリ、1月22日・23日はシネリーブル博多駅、2月5日・6日はOSシネマズミント神戸を予定する。画像: (c)KA Films LP. All Rights Reserved.『キック・アス』 公式サイト /http://www.kick-ass.jp/ (c)KA Films LP. All Rights Reserved.
「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」鬼太郎の父&水木が、“妖怪村”へ入村… 京都「東映太秦映画村」コラボイベント開催 2024.3.28 Thu 11:45 映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』と京都「東映太秦映画村」のコラ…