米国の映画芸術科学アカデミーは、第83回アカデミー賞の視覚効果(Visual Effects Award)部門の選考対象(semifinalists)15作品を発表した。視覚効果部門は、映画の映像づくりにおいて近年益々重要性が増している特殊映像効果などに対して与えられるものである。 そうした存在感の高まりにより、同部門はこれまで3本のみとされていたノミネート作品を今回より5本に拡大する。ノミネートの機会は広がるが、ハリウッドのブロックバスター映画が中心となるだけに今年も激戦だ。 ノミネート対象作品は例年どおり、該当作品全体の中から15本が選ばれた。『アリス・イン・ワンダーランド』や、『アイアンマン2』、『インセプション』、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』など日本でも話題になった作品が多い。 さらに 『トロン:レガシー』や『ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島』と今後公開の期待作も並ぶ。どれも素晴らしい映像だけに、受賞作品の予想は困難だ。 今回挙げられた15本は1月上旬にアカデミーの視覚効果部門のエグゼクティブ委員会で7本まで絞られる。7本の作品はそれぞれ15分程度に映像抜粋され、視覚効果部門のメンバー全員による投票でノミネート5作品を選ぶ。 ノミネート作品は2011年1月25日に、他の部門と一緒に発表される予定だ。そして、2月27日にハリウッドのコダックシアターで開催される授賞式に受賞作品が決定する。全ての作品→15本→7本→5本→受賞と、オスカーに至るまで実に4回もの選考が行なわれることになる。映画芸術科学アカデミー アカデミー賞/http://www.oscars.org/awards/index.html ■ 『アリス・イン・ワンダーランド』 ■ 『ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島』 ■ 『タイタンの戦い』 ■ 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』 ■ 『Hereafter』 ■ 『インセプション』 ■ 『アイアンマン2』 ■ 『エアベンダー』 ■ 『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』 ■ 『プリンス オブ ペルシャ 時間の砂』 ■ 『スコット・ピルグリムvs.ザ・ワールド』 ■ 『シャッターアイランド』 ■ 『魔法使いの弟子』 ■ 『トロン:レガシー』 ■ 『Unstoppable』
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