「新次元 マンガ表現の現在」 韓国、豪州、フィリピンへ | アニメ!アニメ!

「新次元 マンガ表現の現在」 韓国、豪州、フィリピンへ

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 今年夏、水戸現代美術センターで開催された「新次元 マンガ表現の現在」展は、マンガ作品を新たな視点で捉え直し、3次元の空間・インスタレーションとして表現する試みで高い評価を得た。この展覧会の海外巡回展がこの12月からスタートした。
 12月4日よりソウル・アートソンジェセンターにて公開が始まり、日本を代表するマンガとアートの融合が披露されている。日本マンガの人気の高い韓国ではあるが、これまでとは異なったプレゼンテーションがどの様に受け止められるか気になるところだ。

 展覧会は2011年2月13日までソウルで展示された後、2011年4月16日から6月26日までオーストラリア・シドニー近郊にあるペンリス・リージョナル・ギャラリーに会場を移す。さらに2011年8月15日から10月1日には、フィリピン・マニラのアラヤ美術館でも披露される。アジア・太平洋の各国で、現代日本文化をアピールする。
 海外での積極的な紹介は、「新次元 マンガ表現の現在」が国際交流基金と各美術館の協力により主催されているためである。国際交流基金は日本の視覚文化を代表するマンガやアニメが世界的に注目を集めていることから、これらを通じた国際文化交流に力を入れており、本企画展もその一環となっている。

 国際交流基金によれば、「新次元 マンガ表現の現在」は2000年代以降の若者対象の作品群に焦点を当てたものだ。閉塞的とされる日本の社会と向かい合う若者の多種多様な心情を映し出す「2000年代のリアリティ」の視点から分析を進めた。
 展示作品は『ソラニン』(浅野いにお)、『シュガシュガルーン』(安野モヨコ)、『海獣の子供』(五十嵐大介)、『センネン画報』(今日マチ子)、『駅から5 分』(くらもちふさこ)、『のだめカンタービレ』(二ノ宮知子)、『BECK』(ハロルド作石)、『ナンバーファイブ』(松本大洋)、『神のみぞ知るセカイ』(若木民喜) の9作品、いずれも「マンガ表現の今日的可能性」というテーマに沿って展示される。

国際交流基金 /http://www.jpf.go.jp/j/

「新次元 マンガ表現の現在」展

[韓国]
 会期: 2010年12月4日~2011年2月13日
 会場: ソウル・アートソンジェセンター /http://artsonje.org/asc/
 主催: 国際交流基金、アートソンジェセンター
 企画: 国際交流基金、SAMUSO
 企画協力: 水戸芸術館現代美術センター

[オーストラリア]
 会期: 2011年4月16日~6月26日
 会場: ペンリス・リージョナル・ギャラリー(シドニー近郊)
 主催: 国際交流基金、ペンリス・リージョナル・ギャラリー

[フィリピン]
 会期: 2011年8月15日~10月1日
 会場: マニラ・アヤラ美術館
 主催: 国際交流基金、アヤラ美術館
《animeanime》
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