エンタテイメント企業のマーベラスエンターテイメントは、人気アニメ『一騎当千 XTREME XECUTOR』を原作としたPC向けブラウザゲーム『ブラウザ一騎当千 爆乳争覇伝』の制作を発表した。シミュレーション型のRPGとして、2011年中にサービスを開始する。 ゲームの基本プレイは無料、アイテム課金にて収益化を目指す。ブラウザゲームとすることでどんなパソコンでも参加しやすく、さらに基本プレイ無料で敷居を低くする。幅広い層にアピールする。 ブラウザゲームはゲーム専用のソフトをインストールすることなく、パソコンでそのまま遊べることが特徴となっている。その手軽さから現在、世界的に拡大している。なかでもオンライン上のRPGで、注目が高い。『ブラウザ一騎当千』も、そうしたタイプのゲームとなる。 『一騎当千』は塩崎雄二さんのマンガで、三国志の英雄の運命を背負った美少女の闘士たちの戦いと友情を描くもの。2000年から「月刊コミックガム」(ワニブックス)で連載されている。高い人気を誇っておりテレビアニメやゲームソフトなどに展開している。今回、ブラウザゲームになる『一騎当千 XTREME XECUTOR』はテレビアニメシリーズの第4作目にあたり、2010年春から1クール放映された。 ブラウザゲームでは、これまでの各作品と同様に『一騎当千』に登場する美少女闘士たちが派手なアクションを繰り広げる。ゲームのタイプはシミュレーションゲームとなる。 プレイヤーが頭首となり優秀な闘士や資源を集めながら学園を発展させる。他のプレイヤーの学園と同盟を結び、戦いながら、それぞれの戦略で学園の支配地域を広げていく。 マーベラスは同社の人気ゲームソフトタイトル「牧場物語」シリーズのブラウザゲーム化を既に進めている。ゲームのカジャアル化、オンライン化のトレンド取り込みを目指す。 また、同社は今回の「一騎当千」だけでなく、これからも版権作品のブラウザゲーム化にも注力するとしている。アニメ製作やアニメ関連事業も手掛けるマーベラスだけに、今後もアニメ作品をモチーフとしたブラウザゲームの制作発表がされる可能性もありそうだ。 アニメからブラウザゲームを展開する試みは、ゲームオンも『銀河英雄伝説』と『電脳コイル』を原作に開発を進めることを明らかにしている。アニメの二次展開のひとつとして、ブラウザゲームが検討されることが今後増えるかもしれない。『ブラウザ一騎当千 爆乳争覇伝』 /http://www.1kibaku.jp/マーベラスエンターテイメント /http://www.mmv.co.jp/
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