そんな多彩な活動をまとめたCDアルバムがアリオラジャパンより発売される。アルバムは梶浦由記さん自身の手で監修、選曲されたもので全75曲を収録、このうち53曲はCD化が初めてというものだ。 楽曲はふたつの視点からセレクトされている。ひとつは現在では入手困難になった音源や初期のCD化作品から選ばれた初期作品のベスト。テレビアニメ『EAT-MAN』や劇場アニメ『新気まぐれオレンジ☆ロード そして、あの夏のはじまり 』オープニングテーマなどだ。さらに実写映画『ブギーポップは笑わない〜Boogiepop and Others』やゲームソフト『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の楽曲など、これまで聴く機会の少なかった作品にも焦点を当てる。 もうひとつは近年の活躍の場のひとつとなったNHKの番組でのサウンドトラックの数々である。こちらはほとんどが初CD化になる。『経済羅針盤』、終戦特集ドラマ『15歳の志願兵』、NHKスペシャル『世界里山紀行』など、少し意外な場所にも隠れている音楽をピックアップする。