APSAでは昨年も最優秀アニメーション賞ノミネート5作品のうち3作が『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』、『サマーウォーズ』、『ファースト・スクワッド』と日本からだった。しかし、受賞はオーストラリアの『Mary and Max』が持っていった。今年は第1回『秒速5センチメートル』以来の日本勢の受賞を期待したいところだ。 また、アニメ以外では、最優秀脚本賞(BEST SCREENPLAY)に『キャタピラー』の若松孝二氏、黒沢久子氏の名前が挙がっている。しかし、ノミネートは最優秀アニメーション賞も含め4つにとどまった。中国・香港地域が12、韓国から6、インドから5つを占めており、例年存在感のあった日本は今年はやや寂しい結果となっている。