東京国際映画祭に3D映画が続々 「シュレック」や「怪盗グルー」 | アニメ!アニメ!

東京国際映画祭に3D映画が続々 「シュレック」や「怪盗グルー」

10月23日から始まる第23回東京国際映画祭は、いま世界的に注目を浴びる3D(立体視)映画にスポットを当てる。日本公開前の3D映画4作品を特別招待作品として上映する。

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 10月23日から始まる第23回東京国際映画祭は、いま世界的に注目を浴びる3D(立体視)映画にスポットを当てる。日本公開前の3D映画4作品を特別招待作品として上映する。最新の映像技術を存分に楽しむことが出来る。
 上映されるのは、海外で話題のアニメーション映画が2本、そして邦画が2本だ。アニメーションはいずれもハリウッドでも話題を呼ぶ大作映画、ドリームワークス・アニメーションによる『シュレック フォーエバー』とユニバーサルスタジオの『怪盗グルーの月泥棒 3D』。そして邦画は、雨宮慶太監督の『牙狼<GARO>~RED REQUIEM~』と高畑隆史監督の『歌うヒットマン!』である。

 『シュレック フォーエバー』は世界的にヒットしたシリーズの第4作目、今回は完結編ということで注目もさらに高まる。前作までで恋から結婚、家庭と幸せを手に入れ続けるシュレックに、シリーズ最強の敵が現れて、シュレックを最大の危機に陥れる。シリーズ特有の辛口のジョークは今回も期待出来そうだ。『ヒックとドラゴン』で素晴らしい映像を実現したドリームワークス・アニメーションの3D技術も見どころになるだろう。
 一方、『怪盗グルーの月泥棒 3D』は、ユニバーサルスタジオが渾身の力を入れる3Dアニメーションだ。月を盗むと宣言する怪盗グルーと孤児姉妹3人が大騒動を巻き起こす。大ヒット作『アイス・エイジ』シリーズのプロデューサー クリス・メレダンドリが最新の技術で送り届ける。

 日本からの作品『牙狼<GARO>~RED REQUIEM~』は、日本初の全編フルデジタル3D映画がウリとなっている。3D映画らしい派手なアクションと映像の仕掛けが魅力だ。2005年にテレビ放送されたシリーズを、雨宮慶太監督がその独特な世界観で劇場作品として再び挑んだ。
 『歌うヒットマン!』は、ポップな歌を唄わないと心臓が破裂してしまう薬を飲まされた主人公の映画。物語の途中に急に歌と踊りが入るという不思議な空間が話題に。いずれもエンタテインメント色豊かな作品だ。
 映画祭というとお堅い作品ばかりと見る向きもあるが、エンタテイメント溢れる作品もイベントを盛り上げる見どころとなる。映像の驚きを感じさせる3D映画は、そうしたお祭りに相応しいといえるだろう。世界各国の最新の映画、コンペティションとあわせ、是非、チェックした作品たちだ。

第23回東京国際映画祭  /http://www.tiff-jp.net/ja/

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        『怪盗グルーの月泥棒 3D』
        (c)2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

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        『シュレック フォーエバー』
   TM&(c)2010 DreamWorks Animation L.L.C. All Rights Reserved.
《animeanime》
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