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『テニスの王子様』のキャラクターがソロライブツアーを行うのは、2004年8月18日に行われた「越前リョーマSpecial Live―ミンナココニイタ―」以来6年振りである。今回、白石蔵ノ介がコンサートの中心となったのは、作品の根強い人気と共に、そのなかで白石蔵ノ介の高い人気のためである。
白石蔵ノ介は、『テニスの王子様』の主人公 越前リョーマの通う青春学園中のライバル校である四天宝寺中のテニス部長である。そのクールなキャラクターは、数多くの人気キャラを生み出した『テニスの王子様』の中でも特に高い人気を誇る。
これまでにも限定シングルの即完売や、2010年4月、5月に発売されたアルバム『Medicineor…?』、『POISON』がオリコンウイークリーランキングにチャートインするなど数々の話題を生み出している。その活躍は、マンガのキャラクターの枠を飛び越えている。アーティストを超えたアーティストといえるかもしれない。
ライブは2枚のアルバムに加え、7月に再リリースされたシングル「prayer(初回生産完全限定盤)」からの楽曲を加え、全17曲で構成された。特にダンサブルなナンバーを中心にバリエーションあふれるステージングとなった。
今回の初のソロツアーについて細谷佳正さんは、「心配性なので不安だったけど、幕が開いたらみんな(ファン)が居てくれた」と、「今まで歌った歌がみんなの心に足跡のように残ってくれれば」と感謝の気持ちを込めた。そしてライブの最後は、「足跡」で締めくくった。
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