エストニアの巨匠として知られるアニメーション作家のプリート・パルン氏。その一連の作品群が見られる上映会が神戸で開催される。会場の神戸アートビレッジセンターでは2004年にも上映会が行われており縁が深い。 上映されるのは、夫人のオルガ・パルン氏と共作した『ガブリエラ・フェッリなしの人生』や『雨の中のダイバー』など10作品となっている。最新作の『雨の中のダイバー』は、今年のザグレブ国際アニメーションフェスティバルでもグランプリを受賞した話題作だ。 『雨の中のダイバー』は、5月9日からラピュタ阿佐ヶ谷で開催されたラピュタアニメーションフェスティバルや愛知芸術文化センターで7月27日から開催されたアート・アニメーションフェスティバル2010などでも上映されている。また、8月7日から開催される第13回広島国際アニメーションフェスティバルにもノミネートされており、何らかの受賞が期待されている。 プリート・パルン傑作選「雨、ダイバー、眠りたい女」は8月13日から16日、21日と22日である。特に初日の13日にはパルン夫妻が来場する。 一方、横浜の東京藝術大学大学院映像研究科が実施している公開講座「馬車道エッジズ」の「コンテンポラリーアニメーション入門~現代短編アニメーションの見取り図~」も第4回から第6回までプリート・パルン特集を行う。 第4回は7月31日に行われ、パルン夫妻も来場した。なお、第5回は9月4日、第6回は9月25日を予定している。いずれも同研究科アニメーション専攻教授でアニメーション作家の山村浩二氏が講師を務める。【真狩祐志】プリート・パルン傑作選「雨、ダイバー、眠りたい女」 /http://www.priit-parn.com/
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