日活が米社と協力 ジャンル映画の新レーベル北米展開 | アニメ!アニメ!

日活が米社と協力 ジャンル映画の新レーベル北米展開

イベント・レポート

DSC00143.JPG 映画会社 日活は米国のエンタテインメント流通会社ファニメーション(FUNimation)と協力して、日本の実写映画に特化した新たなレーベルを北米で立ち上げる。「The Sushi Typhoon」と名付けられたこのレーベルは、北米で日本のホラー映画やSF、アクション、スプラッタームービーのDVD発売を2010年秋にスタートする
 この「The Sushi Typhoon」のレーベル立ち上げを発表するイベントが、7月22日、米国サンディエゴ市のコンベンションセンターで開催されたサンディエゴ・コミコンで行われた。イベントには日本から映画監督西村喜廣さん、俳優三元雅芸さん、女優肘井美佳さん、それに実写版『ヤッターマン』のプロデユーサーである千葉誠治さんが日本から参加する豪華なものとなった。

 日本のコンテンツを海外に展開というとアニメやマンガ、ゲームなどが脚光を浴びることが多い。そうした中で実写映画は海外展開という点では少し弱いと見られている。特にエンタテインメント作品については、出演者のほとんどが日本人ということから、アジア以外の地域では受け入れられ難いと見られている。
 しかし今回のイベントでは、夜20時15分と遅い時間のスタートにも関わらず、会場には多くのファンが訪れた。作品のトレイラーが上映されると歓声や笑いが巻き起こるなどかなりの盛り上がりをみせた。関係者の挨拶や三池崇史監督のビデオレターが紹介されると大きな拍手が巻き起こった。
 千葉誠治さんはこうした映画について『アホなものをみたいから作った。誰も観たことがないものを作りたい』とそのラインナップ紹介した。

 今回、リリースが発表されたのは、西村喜廣監督の『エイリアンvs忍者』ほか、『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』、『Coldfish』、『YAKUZA WEAPON』、『HELLDRIVER』、『電人ザボーガー』などである。日本でもやや馴染みが薄い低予算でカルトな作品群だ。日活によれば新レーベルは日本の娯楽映画を世界に届けることを目的とし、そのために海外でも一定のファンが見込めるジャンル映画が選ばれたようだ。
 それをこれまで日本アニメで北米市場にて成功を収めるファニメーションと協力することでこれを実現する。ファニメーションは米国での日本アニメDVD市場の半分以上のシェアを持つ企業で、日本のコンテンツとビジネス、そして米国市場を熟知している。今回のレーベル立ち上げで、アニメから実写に事業を広げることになる。

The Sushi Typhoon /http://www.sushi-typhoon.com/jp/
《animeanime》
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