『ブラック★ロックシューター』は、音声合成ソフト「初音ミク」を用いた楽曲とその音楽が生まれるイメージとなったイラストレーションによる作品だ。動画投稿サイトでの発表と同時に、熱烈なファンを数多く生み出した。 その『ブラック★ロックシューター』がアニメ化され、さらにそのDVD雑誌の特典として無料配布される。今年のアニメ業界のビッグニュースのひとつと言っていいだろう。多くの人の関心を集める中で、去る7月7日にこのアニメ『ブラック★ロックシューター』七夕試写会が行なわれ、本編がファンとメディアの前に初公開された。 秋葉原UDXシアターで行われた試写会には、本作の監督・脚本を務めたアニメスタジオOrdetの吉岡忍さん、本作のプロデューサーでもあるグッドスマイルカンパニーの安藝貴範社長が登壇した。作品に関するトークなどで、大きく盛り上がった。 また、この試写会にあわせて、アニメ『ブラック★ロックシューター』のキャラクターやスタッフ、今後の展開などの新情報も数多く明らかにされている。さらに本編にあわせて展開されるフィギュアも紹介されるなど華やかなスタートを切った。 『ブラック★ロックシューター』は、新進気鋭のイラストレーターhukeさんとクリエイターryoさんにより生み出された。hukeさんがネット上に投稿したオリジナルキャラクターから着想を受けたryoさんが、音声合成ソフト「初音ミク」を用いて楽曲を組み合わせた。動画が投稿されたニコニコ動画では、累計再生回数は300万回以上にも及ぶ。 アニメ『ブラック★ロックシューター』は、人気の作品をアニメスタジオOrdetがさらにストーリーのある映像作品へと進化させたものだ。物語は中学校へ入学した黒衣マトと小鳥遊ヨミ、対照的な二人の友情とすれ違いを軸に進行する。さらにもう一つの世界では、青い炎を瞳に宿す少女 ブラック★ロックシューターと漆黒の大鎌を持つ少女 デッドマスターが死闘を繰り広げる。イラスト、音楽からさらに大きな物語が始まる。 また、月刊ホビージャパン9月号(7/24発売)、メガミマガジン9月号(7/30発売)、月刊アニメディア9月号(8/10発売)にて、本編DVDを配布する試みも話題を呼んでいる。作品をよりよく知って貰ったうえで、利益の回収はフィギュアなどの周辺ビジネスで行なうという。ビッグスマイルカンパニーが紹介する数々のフィギュアもそのひとつだ。 7月25日には、国内最大のフィギュアの祭典 ワンダーフェスティバル2010[夏]にて、『ブラック★ロックシューター』ステージを予定する。ステージではおよそ50分の本編が公開されるほか、吉岡忍監督、安藝貴範プロデューサー、さらに監修の山本寛さんも加わって、トークショーを開催する予定だ。画像: (c)huke / B★RS Project『ブラック★ロックシューター』 /http://www.blackrockshooter.jp/[スタッフ]原作: huke音楽: ryo監督: 吉岡忍脚本: 谷川流・吉岡忍キャラクターデザイン・作画監督: 松尾祐輔監修: 山本寛アニメーション制作: Ordet美術監督: 袈裟丸絵美 色彩設計: 中島和子(A-1 Pictures)撮影監督: 廣岡岳(アステリズム)音響監督: 菊田浩巳(楽音舎)主題歌: 「Braveheart」 THE GOMBAND アニメ「ブラック★ロックシューター」ステージ in ワンダーフェスティバル2010[夏]日程: 2010年7月25日(日)15:00~場所: 幕張メッセ 国際展示場1・2・3・4・5・6・7・8ホール ワンダーフェスティバル 2010[夏]会場内出演: 吉岡忍 (アニメ「ブラック★ロックシューター」監督、Ordet)山本寛 (アニメ「ブラック★ロックシューター」監修、Ordet)安藝貴範 (アニメ「ブラック★ロックシューター」プロデューサー)
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