STUDIO 4℃ 米国アニメ「サンダーキャット」リメイク WB製作で | アニメ!アニメ!

STUDIO 4℃ 米国アニメ「サンダーキャット」リメイク WB製作で

ハイクオリティーな映像で定評のあるアニメスタジオSTUDIO 4℃が、米国の大手映画会社ワーナー・ブラザーズと共にテレビアニメシリーズの制作を行なう。ワーナー・ブラザーズは、80年代に高い人気を集めたSFアクション『サンダーキャット: ThunderCats』の

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 ハイクオリティーな映像で定評のあるアニメスタジオSTUDIO 4が、米国の大手映画会社ワーナー・ブラザーズと共にテレビアニメシリーズの制作を行なう。ワーナー・ブラザーズは、80年代に高い人気を集めたSFアクション『サンダーキャット: ThunderCats』の新テレビシリーズ製作を発表した。
 同社のアニメーション部門ワーナー・ブラザーズ・アニメーション(WBA)が製作、STUDIO 4がアニメーション制作をする。作品は新しい映像で、往年の人気シリーズを現代に蘇らせるものになる。ワーナー・ブラザーズ系列の子供チャンネル カートゥーンネットワークでの放映を予定する。リメイクにあたっては、オリジナルの持ち味を残しながら、新しいキャラクターも登場させた現代風のカッティングエッジな作風になる。

 WBAの上級副社長サム・レジスター氏はSTUDIO 4とのコラボレーションを通じて新しい時代の『サンダーキャット』を創り出すとしている。一方、STUDIO 4の代表取締役社長田中栄子氏は、「『サンダーキャット』を通じたWBAとのクリエイティブでのパートナーシップはエキサイティングなもの。今回のコラボレーションにより、往年のファンと新世代のファンの双方に作品を届けることが可能になる」と話す。
 STUDIO 4は、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞、大藤信郎賞を受賞する『マインドゲーム』や『鉄コン筋クリート』など、ハイクオリティーの映像で知られたアニメスタジオである。海外との合作、コラボレーションにも積極的に取り組んでいる。これまでに『Animatrix』や『Halo Legends』、『バットマン・ゴッサムナイト』などを通じて、ワーナー・ブラザーズとのつながりも深い。そうした高い評価が今回のコラボレーションにつながったとみられる。

 またWBAが『サンダーキャット』の制作に日本のアニメスタジオを選んだのには、もうひとつわけがあると見られる。同作の80年代のオリジナルシリーズは、米国の番組プロダクションRankin/Bassによって製作されている。その際に同社は当時、アニメーション番組の制作で協力関係にあった日本のアニメスタジオ トップクラフトに実制作の大半を発注しいている。このため『サンダーキャット』のキャラクターや動きには、日本のアニメの影響が色濃く出ている。
 トップクラフトは後のスタジオシブリの前身で、『サンダーキャット』のほか『ラストユニコーン』、『指輪物語』など日本で紹介されていない作品を制作している。

 レジスター氏は『サンダーキャット』をWBAが手掛ける最初の「アニメ」シリーズとも表現する。日本のアニメーションを指す「アニメ」の言葉を用いることで、作品の新しさを強調する。
 日本のアニメに造詣が深いとされるレジスター氏が、オリジナルの持ち味を現在に蘇らせるべく、日本のアニメスタジオを敢えて選んだとも言えそうだ。また、今後も同様の取り組みが進む可能性もありそうだ。

ワーナー・ブラザーズ(米国) /http://www.warnerbros.com/
STUDIO 4 /http://www.studio4c.co.jp/
《animeanime》
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