さいとう・たかを先生 「ザ・ウォーカー」絶賛デンゼル版「ゴルゴ13」と | アニメ!アニメ!

さいとう・たかを先生 「ザ・ウォーカー」絶賛デンゼル版「ゴルゴ13」と

 時代を超えた人気を獲得する『ゴルゴ13』の作者である劇画家さいとう・たかを氏が、6月19日に劇場公開される映画『ザ・ウォーカー』を絶賛する。

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 時代を超えた人気を獲得する『ゴルゴ13』の作者である劇画家さいとう・たかを氏が、6月19日に劇場公開される映画『ザ・ウォーカー』を絶賛する。
 本作は人気俳優のデンゼル・ワシントンと名優ゲイリー・オールドマンが競演するサスペンス・アクションだ。今年1月の全米公開では週末興行第1位と大作に相応しいオープニングを飾った。

 公開に先立って本作を鑑賞したさいとう・たかをさは、『ザ・ウォーカー』を高く評価する。「本当に面白い!久しぶりに現れた大人が魅せられる骨太アクション映画!デンゼル・ワシントンのアクションは、近年のCGを多用した映画には見られない完成度の高さで、最後まで釘付けだった。本当の俳優とは彼のような人物のことを呼ぶのだろう。」とアクション主体の作品世界に魅せられた様子だ。

 また、デンゼル演じる主人公ウォーカーが、自身の代表作である『ゴルゴ13』」の主人公デューク東郷と共通すると指摘する「二人はそっくりだと思う。先ほども述べましたが、現代人に欠けている、仕事に対する“責任感”や“プロ意識”を追い求め、不屈の精神でミッションを実行していく姿は、デューク東郷と非常に近しいスタンスだと思います。そういった意味ではデンゼル・ワシントン版「ゴルゴ13」と言えるかもしれませんね」と語った。
 実際に『ザ・ウォーカー』の主人公は世界でたった1冊だけ残る本を運びという任務を黙々とこなす寡黙なヒーローとなっている。こんなところが、さいとう・たかを氏の心を熱くしたのかもしれない。

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         (C)2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
         「ゴルゴ13」(C)さいとう・たかを

 『ザ・ウォーカー』は、これ以外にも見所は多い。映画の製作は『マトリックス』シリーズの大物プロデユーサー ジョエル・シルバーが手掛ける。さらに監督は実写版『AKIRA』の監督の有力候補としても名の上がるヒューズ兄弟が行う。新世代のディレクターとして最も注目を浴びているふたりだ。
 文明崩壊後の世界で30年もの間、一冊だけ残されたある本を携えながら旅をする主人公を軸に、謎に満ちたストーリーと連続するアクションのこれまでない映像を観客に届ける。

『ザ・ウォーカー』 /http://www.thewalker.jp/
6月19日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
配給: 角川映画、松竹
《animeanime》
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