「栗本薫/中島梓展」 7月から弥生美術館で開催 | アニメ!アニメ!

「栗本薫/中島梓展」 7月から弥生美術館で開催

東京文京区にある弥生美術館は、次回の企画展覧会に作家栗本薫・中島梓を取りあげる。「栗本薫/中島梓 展 ~ 書くことは 生きること~」と題された企画展は7月2日から9月26日まで開催され、2009年5月に故人となった同氏の業績を振り返る。

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 東京文京区にある弥生美術館は、次回の企画展覧会に作家栗本薫・中島梓を取りあげる。「栗本薫/中島梓 展 ~ 書くことは 生きること~」と題された企画展は7月2日から9月26日まで開催され、2009年5月に故人となった同氏の業績を振り返る。
 弥生美術館によれば今回の「書くことは 生きること」は、栗本薫・中島梓をテーマにした初の企画展覧会であるという。多くのファンを楽しませてきた栗本薫氏の世界が堪能出来そうだ。

 展覧会のタイトルが「栗本薫/中島梓 展」となっているように、展覧会は作家栗本薫/中島梓の両面を描くものとなりそうだ。よく知られるように同氏はエンタテイメント作家栗本薫と評論・エッセイを書く中島梓のふたつの顔を持っていた。
 作家栗本薫は1978年に『ぼくらの時代』で第24回江戸川乱歩賞を受賞、その後代表作となる大河ヒロイックファンタジー「グイン・サーガ」シリーズ、推理小説、時代小説など多彩な領域で執筆活動を続けた。一方、中島梓は1977年に『文学の輪郭』で第20回群像新人文学賞評論部門を受賞、その後はエッセイやタレント活動も行っている。

 今回の展覧会ではこの2つの活動にスポットをあて、初版本や装幀原画、原稿、写真などの資料によりその軌跡を追うとしている。また、代表作『グイン・サーガ』では、書籍の表紙原画や創作ノート、さらに2009年に映像化されたテレビアニメシリーズの原画も展示する。原画の展示はアニメファンにとっても興味深いものとなりそうだ。
 もうひとつ興味深いのは、栗本氏の同性愛をテーマにした作品や活動の紹介もすることだ。弥生美術館は、竹久夢二美術館を併設し、耽美や少年・少女をテーマにした絵や小説に強みをみせる。栗本薫はそうした作品からも影響を受け、同性愛をモチーフに独自の耽美小説の世界を切り拓いた。現在、「ボーイズラブ」や「やおい」と呼ばれる小説、マンガ、イラスト、同人活動にも影響を与えてきた。展覧会では、この分野の代表作『真夜中の天使』や雑誌「JUNE」掲載の小説原稿や挿絵原画なども展示するとしている。

 また、企画展開催中の8月8日14時からは、故人にゆかりの人によるギャラリートークが行われる。さらに追悼ライブも企画中としており、展示だけでなく広く栗本薫/中島梓を紹介するものとなりそうだ。

弥生美術館/竹久夢二美術館
/http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/

「栗本薫/中島梓 展 ~ 書くことは 生きること~」
会期: 2010年7月2日(金)~9月26日(日)
料金: 一般900円/大・高生800円/中・小生400円(竹久夢二美術館も観覧可能)
*詳細は上記美術館サイトをご確認ください。
《animeanime》
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