フジテレビ短編アニメ大賞 「フミコの告白」などが受賞 | アニメ!アニメ!

フジテレビ短編アニメ大賞 「フミコの告白」などが受賞

フジテレビ短編アニメ大賞が最終審査結果の発表を行った。フジテレビ短編アニメ大賞は、アニメの未来を背負う才能の発掘を目的に今回初めての開催となった。「短編アニメ」を切り口にプロ・アマも問わず、ジャンルや制作方法も自由という、広い枠組みの賞となっている。

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 フジテレビ短編アニメ大賞が最終審査結果の発表を行った。フジテレビ短編アニメ大賞は、アニメの未来を背負う才能の発掘を目的に今回初めての開催となった。「短編アニメ」を切り口にプロ・アマも問わず、ジャンルや制作方法も自由という、広い枠組みの賞となっている。
 新しいアニメの可能性を切り開くとして、昨夏より同局が運営するワッチミー!TVで作品の応募を行っていた。応募総数はおよそ500作、年明けに1次審査を通過した20作品が発表され、先月には本人と面談を兼ねた2次審査が実施されていた。今回が最終的な受賞者発表になった。

 この結果、大賞に戸松義幸氏の『チョコレートのウサギ パルピー』、佳作に原かおり氏の『クレイジーOLアワー エピソード6』、重富博行氏の『イーのおこづかいちょう』、石田祐康氏の『フミコの告白』となった。
 大賞の『チョコレートのウサギ パルピー』は、熱いのと暑いのが苦手なチョコレートのウサギが主人公となっている。ファミコン的なドット画風アニメが特徴になっている。審査委員からは大人も子供楽しめる、ライセンスビジjネスに向いているなどの評価がされた。
 受賞について戸松義幸氏は、「嬉しすぎです!エキサイティングでとってもホットな賞をいただき、チョコレートのウサギのように溶けそうです!」と喜びのコメントをしている。

 全体の受賞作品の傾向を見てみると、石田氏の『フミコの告白』以外は、いずれも子供向けのようであったり、キャラクターのグッズ展開を行い易そうであったりする作品が選ばれている。
 審査員総評には「作品のクオリティと共に、その作品をいかにプロデュースしていけるかという観点も大切に」しているとあり、作品そのものももちろんのこと、2次利用にも適しているかどうかも焦点となったようである。
 フジテレビは、今後は受賞作品のプロデュースを積極的に推し進めていく。そのうえで、参加してくれた全てのクリエイターを皆で応援していきたいとする。
【真狩祐志】

フジテレビ短編アニメ大賞 /http://www.watchme.tv/e/fujianime/

フジテレビ短編アニメ大賞 受賞作品

大賞
 『チョコレートのウサギ パルピー』 戸松義幸

佳作
 『クレイジーOLアワー エピソード6』 原かおり
 『イーのおこづかいちょう』 重富博行
 『フミコの告白』 石田祐康
《animeanime》
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