
4月1日に発売されるのは、1979年に劇場公開されその特異な造型でSFファンのアイコンとなった映画『エイリアン』に登場したエイリアン。そして、1966年公開の時代特撮『大魔神』に登場した大魔神である。こちらも日本の特撮・SF映画の名作というべき存在だ。
特撮リボルテックの開発は、特撮の分野でもリボルテックシリーズの特徴であるリーズナブルでハイクオリティなフィギュアを実現することを目指すものだ。
ケンエレファントによれば、これまでの特撮モノのフィギュアは、認知度や人気の高いジャンルでありながら、大量生産の玩具と高価格な商品とに二極化していたという。大人が満足出来るクオリティで、手軽に購入出来る商品がなかった。そうしたファンのニーズを満たすべく、今回の特撮リボルテックが実現した。
リボルテックは、海洋堂の数ある商品の中でも特に人気の高いシリーズである。これまでになど人気アニメのキャラクター数多く登場している。高い稼動性を持つことで、キャラクターに求められる様々なポージングが可能であることがうりだ。
また、クオリティを追求する一方で、コストダウンにも力を入れている。販売価格の中心は2000円から3000円と、これまでにない低価格となっている。シリーズのキャラクターはこれまでに100種類以上、累計販売数は500万個を超える。
第1弾のアイテムもこうしたリボルテックの特徴を存分に活かした。エイリアンでは全身に設けた15箇所の可動部と芯に針金を用いた尻尾により、映画の中の現れたままの動きのあるポージングでのディスプレイが可能だ。また、エイリアンの特徴である、口の中から口が飛び出す「インナーマウス」も搭載するなど、ファンの心を掴む。
また、大魔神も17箇所の可動部を持ち、映画でおなじみの変身ポーズなども再現可能。パーツの交換で、通常時と怒りのふたつが表現出来る。
特撮リボルテックは5月以降も毎月2点ずつ商品を発売する予定だ。そのジャンルは新旧や国内・海外にこだわらないあらゆる空想科学映画・特撮ドラマなどを含む。特撮ファンには待ち遠しいシリーズになるだろう。
空想科学フィギュア大全集・特撮リボルテック
/http://tokusatsurevoltech.com/

[エイリアン]
全高: 約150mm
可動箇所: 全15箇所 ジョイント使用数:全13個
希望小売価格: 2850円(税込)
[大魔神]
全高: 約125mm
可動箇所: 全17箇所 ジョイント使用数: 17個
希望小売価格: 2850円(税込)