ベストセラー絵本が映画に「かいじゅうたちのいるところ」来日記者会見 | アニメ!アニメ!

ベストセラー絵本が映画に「かいじゅうたちのいるところ」来日記者会見

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kaijyubook.jpg 『かいじゅうたちのいるところ』を覚えているだろうか?このタイトルに聞き覚えがなくても、モーリス・センダックの印象的なイラストの絵本を見れば、多くの人が思い出すに違いない。子供の頃みたあの話だと。
 何しろ『かいじゅうたちのいるところ』は、全世界で2000万部を販売したという大ベストセラーである。日本でもどこの幼稚園にも必ずあった、巨大な怪獣たちのイラストが印象的な作品だ。

 この短い絵本が現代の最新の映像技術を用いて、シルバースクリーンに登場する。絵本そのままデザインで、あたかも生きているかのような怪獣たちが画面一杯に飛び回る。
 そして、この映画で見逃せないのが監督である。『マルコヴィッチの穴』、『アダプテーション』などで知られるスパイク・ジョーンズ監督が起用されている。原作の世界を活かしつつ、絵本の世界とは異なるエモーショナルな大人の映画として仕上がった。ヤー・ヤー・ヤーズのカレン・オーさんの野生とスピリット溢れる音楽も、こうした作品世界を盛り上げる。

 この『かいじゅうたちのいるところ』のスパイク・ジョーンズ監督と主役の少年マックスを演じたマックス・レコードさん、そして製作プロデューサーのビンセント・ランディさんが、映画のプロモーションのため来日、12月14日には東京・六本木のザ・リッツ・カールトン東京で記者会見を行った。
 スパイク・ジョーンズ監督は、映画はアメリカ、ヨーロッパを経て、日本が最後の目的地となった、日本にこれてとてもうれしいと今回の映画がワールドワイドに公開されることを喜んだ。また、マックス・レコーズさんが映画初主演、共同脚本のデイブ・エッガーズさんも映画初体験、カレン・オーさんも映画に曲を提供するのは初めてと未知への挑戦、フレッシュな映画と紹介した。そして、映画化にあたっては、誰もが9歳の頃を体験できることを目指したという。

 その9歳の主人公マックスを演じたマックス・レコーズさんは、前日はジブリ美術館に行って来たという。初体験の東京について、「カラフルでビッグ」と子供らしく、日本を楽しんでいる様子。
 それでも「誰も受け取るものが違う映画です。それぞれの人が異なったユニークな経験が出来るのでは」と映画の見所を紹介し、プロフェッショナルさを見せた。

 記者会見には、やさしい女性怪獣KWの声を演じた永作博美さんも駆けつけた。そして、来日した3人に花束を手渡した。
 自身の吹替えは、「声優は初めて、そして絵本のは出てこなかった感情を表現するのに苦労しました」とのこと。また映画については、まず「感動しました」と一言、そして「見るほどに惹きつけられる。3度泣きました」と映画の奥深さを語った。

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『かいじゅうたちのいるところ』
公式サイト:/http://www.kaiju.jp
2010年1月15日(金)丸の内ルーブル他全国ロードショー
ワーナー・ブラザース映画配給
映画画像: (C) 2009 Warner Bros. Entertainment Inc.

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原作:冨山房刊
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