ゴールデングローブ賞 長編アニメーション候補作3枠から5枠に拡大 | アニメ!アニメ!

ゴールデングローブ賞 長編アニメーション候補作3枠から5枠に拡大

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 アカデミー賞と並び、米国映画界で最も注目される賞であるゴールデングローブ賞(Golden Globe Awards)は、2009年の第67回から長編アニメーション部門の候補作をこれまでの3作から5作に拡大すると発表した。
 米国アカデミー賞の長編アニメーション部門でも、今年はノミネートが5作品になることが明らかになっている。いよいよ始まる2009年の映画賞レースで、長編アニメーション部門がこれまで以上に注目されることになる。また、候補作の枠拡大は、有力候補である『崖の上のポニョ』のノミネート入りの可能性をさらに広げるだろう。

 11月17日に、ゴールデングローブ賞を運営するハリウッド外国人映画記者クラブ(Hollywood Foreign Press Association)が発表した新しいルールによれば、長編アニメーション部門のノミネートは選考対象資格のある作品が13以上となれば5作品となる。これまでのルールでは、選考対象が9作以上であれば全て3作品としていた。
 また、新しい基準でも、選考対象が8作以下になった場合は、従来どおり長編アニメーション部門は設けられず、アニメーション映画も通常の作品賞での選考となる。

 13以上で5つの候補作という新たな基準は、16以上で5つとするアカデミー賞より、選考基準が緩くなる。2010年以降はゴールデングローブ賞のほうが、より多くのアニメーション映画が並ぶケースも現れそうだ。また、ゴールデングローブ賞は、長編アニメーション映画の定義を、映画の長さが70分以上で、実写パートが25%以上にならないこととしている。
 今後、ハリウッド外国人記者クラブは、12月15日に他の部門と共に、長編アニメーション部門の候補作品を発表する。また、受賞作は1月17日にハリウッドのビバリー ヒルトンホテルで発表される。昨年受賞作品は、ディズニー/ピクサーの『ウォーリー』だった。

 長編アニメーション賞のノミネート枠の拡大は、米国の映画ビジネス、映画興行におけるアニメーション映画の重要性が高まっていることを反映している。2000年代に入り、ピクサーやドリームワークスアニメーションがフルCGアニメーションの超大作を定期に製作するようになり、長編アニメーション映画のメガヒットが急増している。
 そうした映画のヒットにより、他のハリウッドメジャーも長編アニメーション映画の製作の力を注ぐ様になっている。その結果、アニメーション映画は独立カテゴリーとして選考することが可能となった。実際に、長編アニメーション部門がゴールデングローブ賞に設けられたのは2006年からに過ぎない。アカデミー賞でも2001年からとなっており、長編アニメーション映画の賞レースの歴史は意外なほど短い。

ゴールデングローブ賞 /http://www.goldenglobes.org/
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