米国・ワシントンDCにあるフリーア美術館で、日本のマンガ家手塚治虫さんを特集する企画が開催される。「手塚治虫 マンガの神、アニメの父:Osamu Tezuka: God of Manga, Father of Anime」と題されたこの特集企画は、講演と上映会から構成される。11月13日から始まり12
米国・ワシントンDCにあるフリーア美術館で、日本のマンガ家手塚治虫さんを特集する企画が開催される。「手塚治虫 マンガの神、アニメの父:Osamu Tezuka: God of Manga, Father of Anime」と題されたこの特集企画は、講演と上映会から構成される。11月13日から始まり12月13日まで続く。 特集のスターは、『鉄腕アトム』である。マンガ評論家フレデリック・ショットさんが、11月13日14時から『鉄腕アトム』を紹介する講演を行う。ショットさんはこの中で4つのエピソードを取り上げて、作品を論じる。
12月11日には『千一夜物語』の上映会があり、こちらには手塚プロダクションの清水義裕さんが参加する。さらに清水さんは12月13日に企画の最後を締めくくる「手塚とアニメの歴史: Tezuka and the History of Anime」でも講演を行う。こちらは手塚治虫とアニメのつながりにフォーカスをあて、日本のアニメに対する手塚の影響を取り上げる。 上映企画には、このほか『海底超特急マリンエクスプレス』、『タイムスリップ10000年プライム・ローズ』、『ユニコ』などの長編、『リボンの騎士』、『バンパイヤ』、『ふしぎなメルモ』、『三つ目がとおる』などのテレビ作品が含まれる。さらに『JUMPING』などの実験アニメーションも含むなど、多面的に手塚治虫のアニメ作品を紹介する。