日本のアニメスタジオ マッドハウスが製作を進めるふたつのテレビアニメシリーズ『アイアンマン』と『ウルヴァリン』が、2011年に米国で放送される予定だ。これらの作品はマッドハウスが米国のキャラクター企業マーベル・エンタテイメントからキャラクターのライセンスを受けて製作をしている。 11月3日に発表されたマーベル・エンタテインメントの2009年第3四半期決算のラインアップで明らかにされている。両作品の製作は、これまでもマーベルやマッドハウスにより言及されてきたが、投資家向けの資料に記載されるのは今回が初めてとなる。 マーベルは決算発表ごとに、今後の映像化作品の予定を一覧にして発表するのが恒例となっている。今回の発表では、マッドハウス製作のテレビアニメシリーズ『アイアンマン』と『ウルヴァリン』を「Marvel Anime」のブランドでリストアップしている。 これによれば両作品は現在制作中で、30分番組、それぞれ全12話から構成される。『アイアンマン』は日本のアニマックスで2010年第2四半期(4月-6月)に、『ウルヴァリン』は第3四半期(7月-9月)に放映する。さらに日本だけでなく、米国でも2011年に放映予定としている。 両作品は、アニメ専門チャンネルのアニマックスの世界ネットワークを通じて、日本国外でも放映するとしてきた。海外での放映そのものは、規定路線である。 しかし、米国での放送はこれまで言及されていなかった。これはアニマックスが米国内に放映局を持っていないためである。米国での放送を予定するとなると、いずれかの放送局と番組放映の交渉が進んでいることになる。 今後、マーベルはウォルト・ディズニーに買収されることが既に明らかになっている。さらに、マッドハウスはディズニーから『スティッチ!』のアニメ版の受託を受けるなど、同社とビジネスの関わりが深い。ディズニーXDなどのディズニー系の放送局もその候補に入りそうだ。 いずれにしても、米国キャラクターの日本アニメ化、その逆輸出として今後も関心を集めそうだ。マーベル・エンタテインメント(Marvel Entertainment) /http://marvel.com/マッドハウス /http://www.madhouse.co.jp/
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