10月17日に開幕した第22回東京国際映画祭の最も大きな話題は、12月18日世界同時公開のSF映画『Avatar アバター』を特集した『アバター・スペシャル・プレゼンテーションAVATAR Special Presentation』だろう。 『アバター』は、世界の映画史上最高の興収を生み出した『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督の12年振り新作。そして同様に最も多くの製作費を投じているとされており、最先端の映像技術が盛り込まれた驚異の作品となる。いま世界で最も注目されている映画だ。
また、『アバター』の映像と制作の挑戦は、9月に開催された東京ゲームショウ2009でも見られた。映画公開からわずか3週間、1月7日にニンテンドーDS、XBOX360、PS3で一斉発売する『アバター THE GAME』である。 『アバター THE GAME』はUBIソフトの大型ブースで、映画同様のハイクオリティの映像を盛り込んだ一押しタイトルとして紹介されていた。これはゲームが、その素材を映画と共有しながら進めているためである。『アバター THE GAME』は、もうひとつの映画『アバター』と言える存在となっている。