神戸ビエンナーレと文化庁メディア芸術祭がコラボレーション | アニメ!アニメ!

神戸ビエンナーレと文化庁メディア芸術祭がコラボレーション

2007年に、神戸から芸術、文化を発信するべく神戸ビエンナーレが始まった。今回で2回目となるイベントが、10月3日から11月23日までメリケンパークや兵庫県立美術館、神戸港、三宮・元町商店街などを主要会場に開催される。神戸市内を最新のアートで埋め尽くす。そうした

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 2007年に、神戸から芸術、文化を発信するべく神戸ビエンナーレが始まった。今回で2回目となるイベントが、10月3日から11月23日までメリケンパークや兵庫県立美術館、神戸港、三宮・元町商店街などを主要会場に開催される。神戸市内を最新のアートで埋め尽くす。
 そうしたなかマンガ、アニメーション、ゲーム、メディアアートなどを取上げる文化庁メディア芸術祭が、神戸ビエンナーレを会場に作品展を実施する。国内外で積極的な展示活動を続けるメディア芸術祭だが、実は関西での作品展は今回が初めてとなる。長年、多くの作品を取上げてきた活動の一端を、関西でも披露する。

 今回は、3つの部門展示とシアターによる上映で構成される。アニメーションやマンガも、企画の中心となるのは言うまでもない。
 シアターのプログラムには、アヌシー国際映画祭のグランプリや米国アカデミー賞短編アニメーショ武門を受賞した加藤久仁生さんの『つみきのいえ』をはじめ、各国で賞を取る木村卓さんの『KUDAN』や山村浩二さんの『こどもの形而上学』などが含まれる。アニメーションを中心に10作品を紹介する予定だ。

 また、展示部門はメリケンパークに設置された3つの巨大コンテナを会場に利用する。このひとつコンテナCでは、マンガ部門受賞作品の展示と文化庁メディア芸術祭の歩み、第12回受賞作品上映などを行う。
 過去12年間に及ぶ活動を紹介すると伴に、当初は驚きを持って受け取られたマンガ部門の受賞作品を振り返る。ポップカルチャーにおけるメディア芸術祭の果たしてきた役割も伺えそうだ。

 積極的な活動を続ける文化庁メディア芸術祭だが、この秋の企画も活発だ。9月20日までオーストリア・ウィーンでは大規模な海外展が行われた。10月30日からは音をテーマに、浜松展が開催される。
 また、9月5日から12月12日までは、埼玉県のSKIPシティで、文化庁メディア芸術祭映像展 in SKIPシティ2009が行われている。こちらは映像を中心にプログラムを組んでおり、アニメーションファンには見逃せないものとなっている。

神戸ビエンナーレ 文化庁メディア芸術祭作品展
/http://www.kobe-biennale.jp/kikaku/bunka/index.html
文化庁メディア芸術祭 ウィーン展 9月20日まで開催中。
/http://media-arts.cocolog-nifty.com/map2009/040/index.html
文化庁メディア芸術祭 浜松展 10月30日~11月3日
/http://plaza.bunka.go.jp/hamamatsu/
文化庁メディア芸術祭 映像展 in SKIPシティ2009
/http://www.skipcity.jp/event/vm/0908281.html
《animeanime》
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