「崖の上のポニョ」米国で映画興収10億円越え ジブリ過去最高 | アニメ!アニメ!

「崖の上のポニョ」米国で映画興収10億円越え ジブリ過去最高

 全米公開中の日本の劇場アニメ『崖の上のポニョ』の興収が、8月30日現在で1110万ドルとなり円換算で10億円を突破した。これは米国の映画興行情報サイトBOX OFFICE MOJOの週末の推定興収で明らかになったものである。
 BOX OFFICE MOJOは『崖の上のポニョ』が8月27日

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 全米公開中の日本の劇場アニメ『崖の上のポニョ』の興収が、8月30日現在で1110万ドルとなり円換算で10億円を突破した。これは米国の映画興行情報サイトBOX OFFICE MOJOの週末の推定興収で明らかになったものである。
 BOX OFFICE MOJOは『崖の上のポニョ』が8月27日から30日までに週末3日間で198万ドルのチケット売上になったとしている。また、累計興収は1110万3000ドルとしており、ドルでは1000万ドル、円換算では10億円の大台を超えた。

 この結果『崖の上のポニョ』の興収は、2002年から2003年にかけて公開された。『千と千尋の神隠し』の1005万5000ドルを上回り、過去に米国で劇場公開されたスタジオジブリの劇場アニメで最大のヒットとなった。
 『千と千尋の神隠し』は当時最初の劇場公開よりも、アカデミー賞を取った後に観客動員を伸ばしている。今回は上映から3週間での達成となっている。
 さらに『崖の上のポニョ』は、先週興収963万1000ドルの『デジモン・ザ・ムービー』を越え米国で公開された日本アニメでは過去5位となった。『ポニョ』よりうえには、3つの『ポケットモンスター』の映画と劇場版『遊戯王』しかない状態となった。

 ただし、今後の伸びはやや鈍りそうだ。当初927でスタートとしたスクリーン数は、3週目に入り880に減少した。スクリーンごと興収アベレッジも他の多くの映画がそうであるように、今後減少していくと見られるからである。1705万2000ドルの『ポケモン3:ザ・ムービー』や1976万5000ドルの『遊戯王 ザ・ムービー』を上回るのはやや厳しそうだ。
 秋以降に発表される米国アカデミー賞の長編アニメーション部門の選考対象作品に選ばれ、さらにノミネートまで行き、さらにその後の結果につながれば新たな展開もあるかもしれない。

『崖の上のポニョ』 公式サイト(米国)
/http://disney.go.com/disneypictures/ponyo/

BOX OFFICE MOJO  /http://www.boxofficemojo.com/
《animeanime》
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