「サイボーグ009」イベントで波平とハイジがコラボ | アニメ!アニメ!

「サイボーグ009」イベントで波平とハイジがコラボ

 7月19日、連載45周年を迎えた人気マンガ『サイボーグ009』の記念チャリティーイベントが、東京・原宿で行われた。
 イベントでは、本作を通して反戦・貧困・環境問題など、世界の様々な問題に警鐘を鳴らしてきた原作者・石ノ森章太郎のメッセージを受け継いで、寄付

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 7月19日、連載45周年を迎えた人気マンガ『サイボーグ009』の記念チャリティーイベントが、東京・原宿で行われた。
 イベントでは、本作を通して反戦・貧困・環境問題など、世界の様々な問題に警鐘を鳴らしてきた原作者・石ノ森章太郎のメッセージを受け継いで、寄付などの活動を行う「Team of 009 Reliefwork」の設立が発表され、その趣旨に賛同した多ジャンルのアーティストが登場した。

 中でも注目が集まったのが、10月11日にC.C.lemonホールで開催される原画即興会(原画を大型スクリーンに投影し、声優がアテレコを行うイベント)のプレイベントとして開催された、永井一郎(1968年版で006/張々湖役)、杉山佳寿子(1979年版で003/フランソワーズ・アルヌール役)、江川央夫(朗読会で005/ジェロニモ・ジュニア役)のトークショーだ。

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 『サザエさん』の磯野波平役でも知られる永井は当時を振り返り、「月に50本以上もの仕事をやっていて、実は当時のことはほとんど忘れてしまいました…」と話し、もしも自分にサイボーグのような特殊能力があったら、「一切の戦争を失くせるように役立てたい。このアニメから世界平和を広げていければと思います」と、世界平和について熱弁をふるった。

 また、『アルプルの少女ハイジ』のハイジ役でも有名な杉山は、「実は、作中のフランソワーズ・アルヌールのように、島村ジョー(009)役の井上和彦さんにホレてしまいそうになったことがあったんです。フランソワーズがジョーに恋をしていたのか、私自身が井上さんに恋をしていたのかはわからないんですけど…。ロマンスは生まれませんでした(笑)」と、ちょっぴりドッキリな思い出を告白した。

 原画即興会でジェロニモ・ジュニア(009)を演じる江川央夫は、「テーマにブレがなく、幼年向けのマンガとは思えないほど深い内容の作品だと思います。特殊能力があったら、加速装置を使って、二日酔いの日でも遅刻しないようにしたいです」と語った。

 千年に一度の2“009”年=“009 YEAR”メモリアルイヤーということで、7月21日には1968年版、1979年版TVシリーズのDVDがリリース。そのほか、三洋のニッケル・水素蓄電池「eneloop」とのコラボレーションやツバイ記念コインの発行、パチンコ「サイボーグ009」(ニューギン)の発売など、今年は『サイボーグ009』熱が再加熱しそうな予感だ。
【遠藤 麻衣】

サイボーグ009公式サイト 009ing /http://009ing.com/
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