米国のカートゥーン番組を放映するアニメーション専門チャンネル カートゥーンネットワークは、今年秋から同局に大型番組を相次いで投入する。 10月からフル3DCGアニメーション版『スター・ウォーズ』として注目を浴びる『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』と、人気ヒーローの最新作『バットマン:ブレイブ&ボールド』を放映開始する。さらに11月には、『ベン10:エイリアン・フォース』を投入する。いずれも米国ではチャンネルを支える高視聴率番組だけに目が離せない。 『ベン10:エイリアン・フォース』は、世界的な人気を誇る『ベン10』シリーズの最新作。玩具などのキャラクター展開が好調なことでも注目を浴びる作品である。 今回の『エイリアン・フォース』では、舞台が一気に5年後に飛ぶ。15歳になって少し大人びた主人公ベンたちが、新たな冒険に乗り出す。 『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』は、国内ではこの4月からNHK BS2でも放映されている。しかし、本国では作品はカートゥーンネットワークに向けて作られていた。今回は、あらためて同局で放映される。フル3DCGアニメーション、『スター・ウォーズ』の新エピソードと見所の多いシリーズに仕上がっている。 さらに注目されるのは、クラシックなデザインのバットマンをベースにしたシリーズ最新作『バットマン:ブレイブ&ボールド』である。番組はバットマンのみが毎回レギュラーとして登場するほかは、DCコミックのスーパーヒーローたちが毎週入れ替わり登場する。『スーパーマン』や『ジャスティス・リーグ』など、DCコミック・ワールドが番組内で繰り広げられる。 番組は大物プロデューサー サム・レジスターが総指揮を執る。『ハイハイ・パフィー・アミユミ』や『ティーン・タイタンズ』など数々の人気作品を生み出してきたことで知られるプロデューサーだ。 カートゥーンネットワークのチャンネル強化策は、大型番組の投入だけにとどまらない。同局は、今年10月からHD放送も開始する予定だ。今回の新作は全てハイビジョンで放映される。 よりクオリティの高い映像作品を届けることで、視聴者にアピールする。特に今回は3DCGアニメーションの『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』でHD放送が威力を発揮しそうだ。カートゥーンネットワーク /http://www.cartoon.co.jp/
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