『モンスターvsエイリアン』は、『シュレック』や『カンフー・パンダ』などの3Dアニメーションのヒット作を次々に生み出すアニメーションスタジオ ドリームワークス・アニメーションの最新作である。今回は、身長15Mに突然巨大化したヒロインを主人公にしたSFアドベンチャー作品となる。

(c)2009 DreamWorks Animation L.L.C.
作品は米国で3月27日に公開をされたのを初め、世界各地で上映されている。その興行収入は5月26日までに北米市場だけで1億9299万ドル(およそ190億円)、全世界では3億4500万ドル(およそ328億円)に達した。いずれも2009年度では、現在トップとなっている。
北米でビッグヒットとして大きな話題を呼んでいる実写映画『スター・トレック』や『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』をかわしている。さらに世界市場でもこの2作品やワイルド・スピードの最新作『Fast and Furious』を上回った。
この人気は本作が、ドリームワークス・アニメーションの手掛けた初の3‐D(立体)アニメーションであることも大きい。今回は3-D版の制作だけで、1500万ドルが費やされている。
この結果『モンスターvsエイリアン』は、北米全域で1550館もの劇場で3‐D上映されている。迫力の映像が多くの映画ファンを集めただけでなく、入場料の単価が大きいことも興行の成功に影響しただろう。7月11日の日本での公開も大きな期待がかかりそうだ。
『モンスターvsエイリアン』 公式サイト /http://www.mon-eri.jp/
7月11日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー