「スカイ・クロラ」北米版DVD、BD 5月26日発売 | アニメ!アニメ!

「スカイ・クロラ」北米版DVD、BD 5月26日発売

 日本では、昨年夏に公開された押井守監督の劇場映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』が、5月26日に北米でDVDとBlu‐Ray Disc(BD)にて発売される。昨年夏に、米国、カナダ、ラテンアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの各地域の配給権利を獲得したソニー

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 日本では、昨年夏に公開された押井守監督の劇場映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』が、5月26日に北米でDVDとBlu‐Ray Disc(BD)にて発売される。昨年夏に、米国、カナダ、ラテンアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの各地域の配給権利を獲得したソニー・ピクチャーズによるものだ。
 商品はDVDが定価27.96ドル、BDが34.95ドルと、北米市場での映像パッケージの相場に準じた割安な価格となっている。また作品には、13歳以下の子供が鑑賞する場合には保護者の監督が必要なPG13がつけられた。

 DVDには本編のほか、DVD特典として「The Sound Design and Animation of The Sky Crawlers」と「Animation Research for The Sky Crawlers」が収録されている。また、DVDの収録言語は米国ソニー・ピクチャーズの商品紹介では英語吹替音声となっているが、日本語版も収録されているようだ。さらに英語字幕、フランス語字幕も収録する。
 一方、BDの映像特典はDVDのふたつに加えて、さらに「Sky's the Limit:押井守監督インタビュー」 を収録する。こちらの字幕は英語(米語)、フランス語に加えて、英語(英国)、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語(中南米)が加わる。

 『スカイ・クロラ』の北米公開は、昨年の12月にアカデミー賞のノミネート資格を目的として、ロサンゼル地域で小規模に行われている。しかし、その後の商業公開は行われていない。
 今回のDVDとBDの発売で、北米地区である程度の規模を持った『スカイ・クロラ』の劇場は行われず、映像パッケージのみの発売に留まる可能性が強くなった。日本国内では大作映画として公開されただけにやや残念な結果だ。

 こうした状況は米国での日本アニメの劇場公開に、依然高いハードルがあることを示している。直近で日本のアニメが米国である程度の規模で公開されたのは、2007年初夏の『パプリカ』(数十館規模)である。それ以来2年間、本格的な劇場公開は途切れている。100館を超える規模の上映は、2005年におよそ200館で公開された『ハウルの動く城』が最後である。
 日本では大きな話題となり、国内だけでなく海外の映画祭で数々の賞を獲得した『時をかける少女』も、米国では商業公開に至っていない。それだけに今年8月に全米公開される『崖の上のポニョ』に期待がかかりそうだ。

 一方で、DVDやBDで北米発売された『エクスマキナ』や『ベクシル』といった劇場アニメ作品の売上は堅調である。このため日本の長編劇場アニメの映像パッケージ商品としての人気はいまだ高い。今後の日本の劇場アニメに対するニーズは、映像パッケージやイベント的な短期集中上映になって行きそうだ。

『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』 公式サイト
/http://sky.crawlers.jp/tsushin/
《animeanime》
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