アニメ製作の東映アニメーションは、今年6月3日から、IP網を利用した映像配信サービスTSUTAYA TVに、『SLAM DUNK』や『DRAGON BALL』などの人気アニメ番組を提供する。 TSUTAYA TVは、IP網を利用した「アクトビラ ビデオ・フル/ダウンロード」対応テレビ用の映像配信サービスで、現在はハリウッド映画やテレビ番組などを配信している。東映アニメーションからの作品を取り扱うことで、アニメジャンルを拡充する。 東映アニメーションが提供する作品は、現在同社がPC向けに展開している「東映アニメBBプレミアム」や「アニメジャン」からの作品となる。6月3日のスタートの際には、『SLAM DUNK』や『DRAGON BALL』のほか、『金田一少年の事件簿』、『キン肉マン』、『聖闘士星矢』、『リングにかけろ』などの人気作品が並ぶ。 配信サービスはストリーミングレンタルの方式を取り、税込み1話210円、視聴期限は7日間となる。TSUTAYA TVを運営するCCCグループはDVDレンタルでも大手であるため、配信型の視聴サービスとDVDレンタル事業の特性と経験がうまく盛り込まれている。 TSUTAYA TVは2008年6月からサービスを提供してきたが、これまではハリウッドメジャーの作品が中心となってきた。アニメは映像配信サービスやDVDレンタルでは主要ジャンルであるが、TSUTAYA TVが現在提供するアニメ作品は、十数作品にとどまっている。 この中には『あしたのジョー』や『闘牌伝説 アカギ』、『ベクシル-2077日本鎖国-』などの人気タイトル、話題の作品もあるが、アニメでアニメファンや一般のファンにアピールするにはまだまだ弱い感じだ。 そうした中で、国内最大級のアニメタイトル数、話数のライブラリーを誇る東映アニメーションとの提携は、TSUTAYA TVのアニメカテゴリーのラインナップを大幅な強化する。サービスユーザーの拡大につながるだろう。 東映アニメは今回の10作品のほかにも、順次タイトルを拡大していく予定である。また同社はは自社の作品のデジタル配信に力を入れており、今後も携帯電話やパソコンなどでの展開を続けるとしている。東映アニメーション /http://www.toei-anim.co.jp/TSUTAYA TV /http://tsutaya-tv.jp/
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