
イントロダクションによれば作品は、ヤマトをフルCGで蘇らせる。またメカによる戦闘シーンは、3DやCGを駆使しつつも、アニメーション的な演出も取り入れるとしている。
さらに物語では、38歳になった古代進や真田志郎といったベテランキャラクターが登場。加えて若いキャラクターも数多く登場する。従来のヤマトを継承しつつも、新しさも目指すようだ。
また、映画のストーリーは、西暦2220年に舞台を移す。移動性ブラックホールの危機が迫る地球を救うため、古代進と宇宙戦艦ヤマトが立ち上がる。
『宇宙戦艦ヤマト』ば、1974年にテレビ放映され、再放送、映画化で大ヒットになった作品として広く知られている。幾つものテレビシリーズ、映画、スペシャル番組などが製作された。
これまでに製作された最後の作品は、1983年の『宇宙戦艦ヤマト 完結編』である。その後、新作映画、テレビシリーズなどがたびたび企画されたが実現に至らなかった。
しかし、昨年暮れに新たな映画の企画が明らかになった。今年3月に開催された東京国際アニメフェア2009では、2009年劇場公開予定としてこの『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』が、東北新社の企業出展ブースで大きく紹介された。
そうした中、新たに立ち上がった公式サイトは、いよいよ映画の企画が進み、上映が迫っていると期待させる。

また、公式サイトでは『宇宙戦艦ヤマト復活篇』の魅力を知って貰うためとして、既に完成した映像の一部を紹介するプロモーション用DVDを無料配布している。これはサイトから申し込みをすると、プロモーションDVDを無料で郵送するものだ。
『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』の最新映像を視聴する貴重な機会となるだろう。
*写真は2009年東京国際アニメフェア、東北新社のブースの様子。
『宇宙戦艦ヤマト復活篇』 公式サイト /http://www.yamato-movie.com/