これは『ルパン三世』をテーマにした世界初アトラクションである。携帯情報通信端末(PDA)や非接触型ICタグ(RFID)といったハイテク機器を使って冒険を楽しむのが特長になっている。
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(c)モンキー・パンチ/TMS・NTV
(c)東京ドーム
アトラクションのコンセプトはトレジャーハンティングとなっており、ルパン三世のほか次元大介、石川五ェ門、峰不二子、銭形警部といったお馴染みのキャラクターと伴に冒険に参加する。
アトラクションでは、参加者はまず盗品を回収して欲しいという銭形警部からの依頼を受ける。そしてトリックが溢れるルパンのアジトに潜入することになる。アジト内には鏡が張り巡らされたマジックミラーメイズと蜂の巣型のハニカムメイズがあり、さらにルパンや不二子から様々な妨害が待ち受ける。
所要時間はおよそ11分、料金は800円だが東京ドームシティ アトラクションズ ワンデーパスポートでも利用可能となっている。
東京ドームシティ内にある「ジオポリス」は施設の魅力を高めるため、新型アトラクションの導入を積極的に進めている。そうした中で今回浮上したのが、国民的によく知られ、人気の高い『ルパン三世』の導入だ。
アトラクションの構想は昨年秋に発表され、大きな話題を呼んだ。それから半年、いよいよテレビアニメの世界をライブに楽しめる『ルパン三世~迷宮の罠~』がデビューする。いよいよ始まったゴールデンウィークでも人気を集めそうだ。
事業を手掛けるトムス・エンタテインメントと日本テレビは、『ルパン三世~迷宮の罠~』のオープンについて、東京ドームシティを『ルパン三世』事業展開の情報発信基地と位置づけるとしている。『ルパン三世~迷宮の罠~』の入り口プロムナードでも「LUPIN STATION TOKYO」を併設するなど、相乗的な効果を狙う。
そして、今後も『ルパン三世』において新しい取り組みを積極的に行うという。『ルパン三世』ブランドの構築をさらに模索し、次世代にふさわしいビジネスモデルの提案を目指す。人気作品のマルチな展開により注力して行く方針だ。
『ルパン三世~迷宮の罠~』
場所: 東京ドームシティ ジオポリス(公式サイト:/http://www.tokyo-dome.co.jp)
営業時間: 平日10時~21時 土日祝 9時半~21時(無休)
料金: 800円 (東京ドームシティ アトラクションズ ワンデーパスポート利用可)
所要時間: 約11分