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作品は東北新社の企業ブースのおよそ半分を利用して大きく取り扱われており、かなり力を入れている様子が伺える。
展示では「2009年 ヤマト 発進 その姿、再び現れる」との煽り文句に、懐かしのキャラクターの絵も配している。ブースでは、森雪のコスプレをした美人コンパニオンも登場。『宇宙戦艦ヤマト』に対する往年のファンの懐かしさを盛り上げる。
また、展示されたパネルには、「2009年新作劇場版 公開予定」ともあり、2009年の劇場公開は視野に入っているようだ。公開時期は未定だが、これまで思われていたよりも早く、その姿をファンの前に見せそうだ。
『宇宙戦艦ヤマト』は、1970年代、80年代に一世風靡をした人気アニメシリーズである。1974年のテレビ放映がシリーズの最初にあたる。そこから数えると今年で35周年となる。人気アニメは数多いがその息の長さでも特別な存在である。
その後、1977年に初の劇場映画が上映され大ヒットした。その後も、続編が数多く制作されたが、新作は1983年の『宇宙戦艦ヤマト 完結編』で途切れている。今回の新作劇場アニメが公開されれば、実に25年ぶりの新作である。
東北新社のブースの紹介によれば、新作の物語は西暦2220年が舞台となる。38歳になった古代進が新型宇宙戦艦の艦長として、地球に迫る移動性ブラックホールから逃れようとする3億人の人類移民団を攻撃する謎の敵に立ち向かう。
古代進と森雪の間に生れた美雪など、新たな登場人物も見逃せないとしている。25年ぶりに復活する『宇宙戦艦ヤマト』から目が離せない。
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東北新社 /http://www.tfc.co.jp/