ブルーレイ版『AKIRA』 公開から20年も色褪せず 再び盛り上がる | アニメ!アニメ!

ブルーレイ版『AKIRA』 公開から20年も色褪せず 再び盛り上がる

 1988年の劇場公開から20年あまり、大友克洋氏の原作、監督による劇場アニメ『AKIRA』周辺が、再び賑やかだ。最近、大きな話題を呼んだのが、人気俳優ディカプリオも参加して行われるハリウッドでの実写映画化企画である。
 実際に、企画がどの程度進んでいるかは不

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akirabd.jpg 1988年の劇場公開から20年あまり、大友克洋氏の原作、監督による劇場アニメ『AKIRA』周辺が、再び賑やかだ。最近、大きな話題を呼んだのが、人気俳優ディカプリオも参加して行われるハリウッドでの実写映画化企画である。
 実際に、企画がどの程度進んでいるかは不明だが、その企画に対する反響の大きさは、『AKIRA』のタイトルが依然アニメファン、マンガファン、映画ファン、SFファンに対して持つ大きな訴求力を示している。

 また、現在、東京・テアトル新宿では、「クールアニメセレクション」と題した特集で『AKIRA』も上映されている。
 「クールアニメ」の言葉には海外から見た日本アニメへの視線が含まれているが、その源流に90年代初頭に英米で大きな話題となった『AKIRA』があることは言うまでもないだろう。

 そして、去る2月20日には、Blu-Ray Disc(BD)版『AKIRA』がバンダイビジュアルより満を持して発売された。次世代ディスクの誕生と共に、BD化が最も待たれる作品のひとつだから、ようやく発売という気持ちも強いかもしれない。
 しかし、入念な準備を経て登場した『AKIRA』のBDだけに、単なる映像メディアの乗り換え商品にはなっていない。映像はHDニューテレシネ、音声は192kHz 24bitオーディオとなる。この24bit/192kHzでの収録は、従来のCDでの16bit/44.1kHzと比較すると格段に情報量が増えている。これにより今までよりさらに原音に近い再生を可能にする。作品が本来持つサウンドトラックの音響が、体感出来るものだ。

 また今回は、日米同時発売のインターナショナル仕様ということもあり、英語吹替えと英語字幕が収録されている。さらに、従来は印刷物として収録されることの多かった絵コンテを、特典映像として収録する。
 これまでビデオやDVDで発売されていた旧作のBD化は、メディアの交代に伴った単純な再販商品になりがちだ。しかし、今回の『AKIRA』の場合は、BDになったいまだからこそ出来ることにこだわった商品となっている。
                       (c)1988マッシュルーム/アキラ製作委員会

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『AKIRA』 公式サイト /http://dbeat.bandaivisual.co.jp/akira/

『AKIRA』 Blu-ray Disc
発売日: 2009年2月20日
価格: 8190円(税込)
仕様: 
カラー/(予)129分(本編映像124分+特典映像5分)/ドルビーTrueHD(5.1ch)・ドルビーデジタル(5.1ch)・リニアPCM(ドルビーサラウンド)/AVC/BD50G/16:9<1080p High Definition>/日本語・英語吹替付/日本語・英語字幕付(ON・OFF可能) ※英語吹替音声(本編のみ)
※日本語ドルビーTrueHD5.1ch音声を192kHz 24bitで収録
発売元・販売元: バンダイビジュアル

毎回封入特典: 特製ブックレット
毎回映像特典: 特報No1・特報No2・TVスポット/予告編No1・予告編No2・/絵コンテ集(静止画)
他、仕様: 特製スリーブ

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          (c)1988マッシュルーム/アキラ製作委員会
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