横浜開港記念アニメ「BATON」 豪華キャストをロトスコープで制作 | アニメ!アニメ!

横浜開港記念アニメ「BATON」 豪華キャストをロトスコープで制作

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 2月5日、東京・高輪で4月28日から9月27日まで横浜市のベイサイドエリアを会場に開催される横浜開港150周年記念イベント「開国・開港Y150」の主要なイベントの詳細が発表された。
 数あるイベントの中でも今回特に注目を浴びているのは、フランスの巨大スペクタクルアート劇団「ラ・マシン」と、岩井俊二氏プロデュース、北村龍平監督による大型アニメ作品『BATON』である。

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 2月5日の記者会見では、この『BATON』の映像の一部が公開され大きな注目を浴びていた。また、記者会見には、岩井俊二氏と北村龍平監督が登壇、中田宏横浜市長らとトークを繰り広げた。さらに主演する市原隼人さんと上戸彩さんも登場、作品への思いを語った。
 豪華スタッフとキャストの登場に、作品への期待感も高まった。作品は宇宙旅行が日常的になった未来、人間とロボットが共存する惑星アベルで繰り広がられるSF作品、謎解きやアクションも満載のエンタテイメントとなる。作品は3部作、3シーズンに分け、期間によって異なった物語が上映される。

 作品の見所も多い。一つは映画『スワロウテイル』で、世界的に注目される映画監督岩井俊二氏が、プロデューサー、脚本として参加することだ。以前からアニメに興味があったという岩井氏がアニメという映像表現に挑戦する。
 監督の北村龍平氏も大物である。アクション時代劇『あずみ』や『ゴジラ・ファイナル・ウォーズ』などで、映画ファンに人気が高い。両監督のコラボレーションに注目が集まる。

 また、今回制作されるアニメの手法も、従来とは異なる方法が取られる。実際に俳優が演技したフィルムを、コマごとにアニメの絵として置き換えていく特殊方法が取られる。
 こうした手法は海外では1978年に劇場公開されたアニメーション版『指輪物語』や、2006年の『スキャナー・ダークリー』など例はある。しかし、アニメの中でも手間のかかる表現方法であることもあり数は少なく、国内ではほとんど例がない。物語だけでなく、こうした技術面での挑戦は必見になるだろう。

 しかも、このアニメ化する前の実写の演技は、市原隼人さんや上戸彩さんに加えて、ケイン・コスギさん、藤原竜也さん、内藤剛志さん、渡辺裕之さんら有名俳優ばかりで、オールスターの競演となる。
 映像制作は、VFXや特撮映画に定評がある円谷プロダクションとロサンゼルスのアニメーション スタジオTit Mouse.incである。Tit Mouse.incは、ロサンゼルスをベースに2Dアニメーションを手掛けるアニメーションスタジオだ。アダルトスイムの人気テレビシリーズ『METALOCALYPSE』を制作するほか、『アフロサムライ』や『アバター 伝説の少年アン』の制作にも参加している。

開国・開港Y150 公式サイト / http://event.yokohama150.org/

円谷プロダクション /http://m-78.jp/
Tit Mouse.inc  /http://www.titmouse.net/
《animeanime》
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