2005年にテレビアニメ化されそのキャラクターのキュートさで話題騒然となった『苺ましまろ』、そのファンの声援の大きから2007年にはOVA作品が製作された。そして、まだまだ続く高い人気に応えて、OVA第2期シリーズ『苺ましまろ encore』の製作が進んでいる。 監督と構成を、これまでも監督を務めてきた佐藤卓哉さんが行う。また、作品のイメージと結びついたキャラクターデザインも、これまでと同じく坂井久太さん。最近では『ひぐらしのなく頃に』なども手掛ける人気アニメーターである。 『苺ましまろ』は、四人の小学生とひとりのお姉ちゃんが生み出すゆるやかな日常を描く。原作ばらスィーさんの描くユルさとかわいさの同居が、独特の世界を生み出している。 また登場する女の子たちの持つ愛らしさやいじらしさが作品の魅力となっている。この女の子たちの魅力を生き生きと演じることで、作品にさらに魂を与えるのが、実力派声優陣である。この程、1月23日発売予定のOVA第2期 「苺ましまろ encore VOL..01」のアフレコが行われた。 またアフレコ取材後には、『苺ましまろ encore』のオフィシャルインタビューが行われている。インタビュー中ではOVA第2期に対する声優陣の意気込みやファンへのメッセージが語られている。今回はこのオフィシャルインタビューをお届けする。 (c)ばらスィー/アスキー・メディアワークス/苺ましまろOVA2パートナーズ『苺ましまろencore』公式HP /http://www.geneon-ent.co.jp/rondorobe/anime/ichigomashimaro/【OVA2 『苺ましまろ encore』 オフィシャルインタビュー】伊藤伸恵役: 生天目仁美さん伊藤千佳役: 千葉紗子さん松岡美羽役: 折笠富美子さん桜木茉莉役: 川澄綾子さんアナ・コッポラ役: 能登麻美子さん―新シリーズ開始に際して一言お願い致します。生天目仁美さん「苺ましまろ」は皆様のおかげで長いシリーズとさせていただいていますが今日は久しぶりの収録。ちょっと緊張しちゃいました(笑)。普段から仲の良いこのメンバーですが「苺ましまろ」の収録スタジオで会うのは特別な感じがしますね。このシリーズも張り切って演じていきますので宜しくお願い致します!千葉紗子さん「苺ましまろ」の続編の制作が決まった!と聞いたときはとても嬉しかったです。でも…アフレコを前にちょっと不安がこみあげてしまいまして(笑)。スタジオでみんなの声を聞いたら勘を取り戻せるかなって…ちょっと手探りで収録に臨みました。結果は案の定という感じです。すごくうまくいってほっとしています。最初のシリーズの頃の新鮮な気持ちにすぐに戻れました。ありがとうみんな(笑)という感じです。折笠富美子さん新しいOVAの「苺ましまろ」にふれて、キャラクターのデザインがこれまで以上に可愛らしいタッチで描かれていたので演じる私自身もそれに負けないように頑張らなくては…と思いました。 私もみんなと同様で久しぶりの「苺ましまろ」の収録だったのでとても緊張しました。ひとつひとつの台詞を確認しながらしっかり演じさせていただきました。川澄綾子さん前回のOVAから1年半ぶりの収録なんですね。どんな感じだったかな?大丈夫、みんなの声を聞けば戻ってくるから(笑)、って自分を励ましながら収録に臨みました。みんなの声は昔のままでしたね。すぐに「苺ましまろ」の世界に戻っていけました。やっぱりこのメンバーだと安心感もあるし収録もすごく楽しいです。能登麻美子さん久しぶりのアナでした。昨日、自宅で台本を読んでいるときは不安もあったのですが、スタジオで千佳ちゃんの第一声を聞いた瞬間、すぐに「苺ましまろ」の世界に入り込めました。そこからは不安も消し飛んで本当にあっという間で楽しくてハッピーな時間を過ごすことができました。よかったよかった(一同笑) ―OVA2 1巻の見どころをお聞かせください。生天目仁美さん私自身のことで言いますと怪人を演じさせていただいてるところ…ですね。最初、怪人って変質者のことなのかな?って思っていました(笑)。でも怪人と変質者は違うよ、と明確に(!)ご指示をいただいて楽しく演じさせていただきました。千葉紗子さんお話としてはバーチャルな世界も描かれています。新シリーズのOVA第1話でいきなりこんな世界なの!? さすが「苺ましまろ」だねって思いました。どんな世界でも美羽ちゃんにツッコまずにはいられない千佳がそこにいて…(笑)。千佳の決してブレない、いつもの「普通な感じ」を見ていただけたら嬉しいです。折笠富美子さんみっちゃんがあんなことになるなんて…。これ以上はナイショです(笑)4コマ漫画や、ボケましょうのコーナー?でもはじけさせていただきました(笑)。どんな風にはじけたかは…!?出来上がってからのお楽しみです。川澄綾子さんアニメ「苺ましまろ」は基本的には日常を描いている作品ですが、今回は初めてファンタジーの要素も入ったお話でした。いつもと別なシチュエーションですから別なキャラクター設定になるのかな?と思っていましたが世界が変わってもみんなのポジションは同じでした(笑)。物語の舞台が変わっても独特のテンポは一緒で…そこが「苺ましまろ」の魅力ですよね。見どころは相変わらずの緩さです(笑)。能登麻美子さんアナもいつもと変わらず、ちょっとあたふたして取り繕ったり(笑)、美羽ちゃんとバトルしたりと。寂しかったのは伸恵お姉ちゃんに愛でられるシーンが無かったことですかね(笑)。次回に期待したいと思います(笑)。―最後にファンの皆さんへメッセージをお願い致します。生天目仁美さんみなさんの応援があって、こうして新シリーズで帰ってくることができました。作品の続編に参加できるということは演じている私たちにとっても本当に嬉しいことです。願わくば「苺ましまろ」の「緩さ」をぜひ劇場の大きなスクリーンでも見てみたいと思っています(笑)。これからも応援を宜しくお願い致します。千葉紗子さん私も映画化を期待しています。舞台挨拶ではみんなでお揃いのTシャツを着ていきますから(笑)。今回のOVAはみなさんの暖かい応援があったおかげで製作に結びついたのだと思います。本当にありがとうございます。劇場版が製作されるまでは(笑) 今回のOVAを存分にお楽しみ下さい。折笠富美子さん「苺ましまろ」を長く愛していただいて本当に感謝しています。私たちも楽しく演じさせていただいていて、こういう和やかなスタジオの雰囲気も含めてお届けできることに幸せを感じています。次回作はぜひ大きな劇場でみなさんにご堪能いただけたらいいなと思っています(笑)。『劇場版 苺ましまろ ~コッポラvs美羽~』 カミングスーンです(笑)。川澄綾子さん「苺ましまろ」は本当にみなさんに愛されている作品だと感じています。しかも今回の「苺ましまろ」にはタイトルに「encore(アンコール)」と付いていて…。ファンの皆さんに望んでいただいている作品に出演させていただけて感謝しています。この先、本当に劇場版が製作されたとして…(笑)私はこのメンバーでぜひカーテンコールをしてみたいです(笑)。能登麻美子さん劇場版初日の舞台挨拶のTシャツの柄は何がいいのかな(笑)。お爺さんのTシャツがいいかもしれませんね(笑)。こうして息の長いシリーズに出られること・・・とてもありがたく思います。私自身もとても大切に思っている作品です。どうぞ末永く応援していただけると嬉しいです。―ありがとうございました!『苺ましまろencore』【スタッフ】原作: 「苺ましまろ」 by ばらスィー(アスキー・メディアワークス刊「月刊コミック電撃大王」連載)監督・構成: 佐藤卓哉キャラクターデザイン・総作画監督: 坂井久太脚本: 佐藤卓哉/横手美智子アニメーション制作: 童夢製作: 苺ましまろOVA2パートナーズ
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