「ef」の世界を歌う 「ebullient future」のELISAオフィシャルコメント | アニメ!アニメ!

「ef」の世界を歌う 「ebullient future」のELISAオフィシャルコメント

イベント・レポート

 この10月からテレビ放送が始まり好評を博している『ef-a tale of melodies.』。ゲームファンに人気の高いminoriによるPCゲームを原作に、昨年10月にテレビアニメ化された『ef - a tale of memories.』の第2期にあたる。
 前作ではその斬新な映像手法、作品世界を彩る美しい音楽が、観る者に圧倒的な印象を残した。このメインテーマを「euphoric field」を担当したのがELISAである。作品の世界観を体現したかのようなクリアで神秘的な歌声が、瞬く間にファンの心を捉えた。「euphoric field」はロングセラーとなり、新人として異例の3万枚を越えるヒットを記録した。

 この秋、第1期テレビアニメの放送終了から約半年、ファン待望の第2期シリーズ『ef-a tale of melodies.』が放映を開始した。そして『ef-a tale of melodies.』では、再びELISAがオープニングテーマを担当する。「ebullient future」である。
 このオープニングテーマで作品の始まりから視聴者の心を掴み取る。イントロも無く突然始まるミステリアスな曲、ELISAはその繊細な歌声と強さを感じさせるメロディで、再び幕を開いた『ef』の世界を歌いあげる。

 今回、そのELISAが、この「ebullient future」を自ら語るオフィシャルコメントが届けられた。この中からは、「ebullient future」と『ef-a tale of melodies.』に込める彼女の熱い思いが伝わってくる。

ELISA 公式サイト /http://www.elisa-smile.com/

【ELISAオフィシャルインタビュー】

―最新シングル「ebullient future」についてお伺いする前に、各所で絶賛されたアニサマのお話からお伺いします。改めて振り返って、ELISAさんの音楽活動においてどのような意味があったと考えていますか?
ELISA 
デビューしてからずっと目まぐるしく状況が変わっていく中で、やっとELISAとして成果を残せたというか、はじめてみなさんから、直で嬉しい評価を頂けたのが、私にとってはアニサマだったんです。
自分自身に対する自信に繋がったので、とても重要なイベントだったと、今振り返って噛みしめています。

―でも、成果という意味では1stシングル「euphoric fields」も大ヒットでしたよね?
ELISA 
あの頃は、デビューするということだけで大変な状況で、手探りのレコーディングだったんですよ。オペラをやっていた経験はあったのですが、レコーディングでは素のままの自分をぶつけるように歌ってしまったので、今となっては「もう1回録り直したい!」という思いもあるくらいで……。

―「euphoric fields」は、あの時期のELISAさんがありのままの形でパッケージングされている作品として、十分成立する魅力があると思います。
ELISA 
そう言っていただけると、すごく嬉しいです(笑)。

―そして、これまでの経験を活かす形で行われた「ebullient future」のレコーディングですが、振り返ってみていかがですか?
ELISA
「euphoric fields」の時は、完成された素晴らしい楽曲の魅力を、壊さないように歌うことばかりに終始していた部分があったんです。でも「ebullient future」は、アニメ『ef』の内容をさらに深く理解した上で歌えたんですね。2曲とも複雑な恋愛の曲ですが、特に「ebullient future」は大人っぽい、より深い恋愛の曲ですよね。
イントロから突然“Love”という言葉が飛び出してくる切迫感。この焦るような気持ちを大事にしながら、表現したいと思ったんです。

―切迫感とは、まさに的確な表現ですね。サウンドも壮大さが増すことで、感情をより情熱的に表現できる楽曲に仕上がっています。
ELISA
「euphoric fields」と比べると、全体的にサウンドがパワーアップしていますよね。本当に『ef』って、壮大という言葉がピッタリだと思うんです。
このジャケット写真も世界観の荘大さをより強調したくて、実際に海に行って撮影したんです。ただこの日は本当に風が強くて、何度も目に砂が入ってしまって……。

―(笑)。先ほど仰られた通り、、激しい恋愛を綴った歌詞が印象深いですね
ELISA
私、アニメ主題歌の歌詞って、普通のポップスの歌詞よりも難しいと思うんですよ。直接的じゃない、抽象的な表現がたくさん使われているし、感じる人によって幾通りもの解釈が生まれて。
特に『ef』は、聴き手のイマジネーションを刺激する、とても考えさせられる歌詞が多いと思うんです。「ebullient future」の“ebullient”は “(幸福などに)満ち溢れた”という意味で、“future”は未来。幸福感がサビに溢れているのに対して、Aメロ、Bメロでは希望=未来を歌っているのだと、私は解釈しています。でも、本当にいろいろな見方ができる歌詞ですよね。

―「凍てついた鼓動が体を切り裂いても」のような激しい歌詞は、「euphoric fields」にはない要素ですね。
ELISA 
本当にそうですよね。そういう部分が、私にはすごく大人っぽく感じます。

―ELISAさん自身、そういう恋愛の経験は?
ELISA 
私にはまだ経験がないのですが、それくらいに激しい恋愛もいつかは経験してみたいです(笑)。

―カップリング曲「pray」も恋愛の曲ですが、ガラッとテイストが変わりますね。
ELISA 
こういった楽曲は新境地だったので、歌い方については最初悩みました。だからこそ余計に愛着もあって、新しい自分の歌い方が発見できた大事な曲です。「ebullient future」とは違う素直な恋愛観がすごく素敵で、私のお気に入りの曲になりました。

―本当に充実したシングルになりましたね。そして、待望だったデビュー・アルバムも、来年1月リリースに決まりました。まだ制作に入る前との事ですが、どのような作品にしたいと考えてらっしゃいますか?
ELISA
何よりもまずは、レコーディングを心から楽しみたいです。音楽性としては、荘大さを盛り込みながらイージー・リスニングでも楽しめるような、癒しを与えるアルバムにしたいんですよ。
私はもともとピアノをやっていたので、オペラやクラシックから音楽に入ったんですね。だからポップスでも、サラ・ブライトマンやケルティック・ウーマンが大好きで。彼女たちの発信する音楽に近づけるよう、素晴らしい作品を目指したいです。
[オフィシャルインタビュー文/冨田明宏]

「ebullient future」
/http://www.geneon-ent.co.jp/music/elisa/gnca0122/index.html

発売日: 2008年11月5日
価格: 1260円(税込)
1. ebullient future(English)
2. ebullient future(Japanese)
3. pray
4. ebullient future(Inst)
5. pray(Inst)

ef-a tale of melodies. 公式サイト
/http://www.ef-melo.com/

原作: minori 鏡遊・御影
監督: 大沼 心
監修: 新房昭之
シリーズ構成・脚本: 高山カツヒコ
キャラクター原案: 七尾奈留・2C=がろあ
キャラクターデザイン・総作画監督: 杉山延寛
色彩設計: 日比野 仁
美術監督: 小濱俊裕・東 厚治
撮影監督: 内村祥平
編集: 関 一彦
音響監督: 鶴岡陽太
音楽: 天門・柳 英一郎
アニメーション制作: シャフト
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