ゲーム会社カプコンが展開する人気ゲームソフト『戦国BASARA』が、テレビアニメ化されることが決定した。10月9日の東京ゲームショウ2008の開幕に合わせて、カプコンより発表された。 アニメの制作は、アクションもののアニメにも定評のあるアニメスタジオのプロダクション I.Gが行う。2005年の発売以来シリーズ累計120万本を出荷した人気タイトルが、今度はアニメとして登場する。詳しい放映日程は明らかにされてないが、2009年を予定しているという。 TVアニメの監督には、『劇場版ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君』で実力を示す川崎逸朗氏が行い、シリーズ構成は、『ペルソナ~トリニティ・ソウル~』や『バジリスク~甲賀忍法帖~』のシリーズ構成でその実力を見せたむとうやすゆきさんが担当する。 キャラクターデザインを、『BLOOD+』や『精霊の守り人』、『RD 潜脳調査室』などのI.Gの大型タイトルで作画監督を務めてきた大久保徹氏がする。 また、作品の主要キャラクターである伊達政宗、真田幸村、織田信長のキャストが既に決まっている。それぞれを中井和哉さん、保志総一朗さん、若本規夫さんと実力派声優が並んだ。キャストからもこの作品がビッグタイトルであることが伺える。 今回の発表から伺えるのは、カプコンの積極的な自社タイトルの映像作品化の動きである。同社は、既に人気ゲームソフトをハリウッドで映画化した『バイオハザート』シリーズの大ヒットが知られている。 この10月には同じシリーズからフルCGアニメ版の劇場映画『バイオハザート:ディジェネレーション』も製作している。10月10日には同作品の大規模な記者会見も、東京ゲームショウで予定されている。 さらに現在『ストリートファイター』の劇場映画が制作中、『クロック・タワー』や『鬼武者』の劇場映画企画も進んでいる。有力タイトルの映像作品化が続く。 これは二次展開としてのビジネスの拡大だけでなく、映像作品を通じた自社作品の認知度向上も目指されているようだ。 実際に10月9日に開催された東京ゲームショウ2008の基調講演シンポジウム「業界トップが語るグローバル時代におけるトップメーカーの戦略と展望」の中で、同社の辻本 春弘社長は、映像ビジネスの拡大についてこうした趣旨の発言を行っている。カプコン /http://www.capcom.co.jp/プロダクション I.G /http://www.production-ig.co.jp/戦国BASARA公式サイト /http://www.sengokubasara.tv/原作: CAPCOM(「戦国BASARA」シリーズ)原作監修: 小林裕幸(CAPCOM)、山本真(CAPCOM)監督: 川崎逸朗シリーズ構成: むとうやすゆきキャラクターデザイン・総作画監督: 大久保徹アニメーション制作: プロダクション I.G2009年放送予定
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