8月24日、両国国技館で行われたオンラインゲームのイベント「HANGAME 2008 夏祭」にて、GONZOの新作アニメ『スラップアップパーティー -アラド戦記-』の製作発表が行われた。 同作は韓国オンラインゲームの大手「ハンゲーム」で提供される人気アクションRPGを原作としている。韓国でのゲーム登録者は900万人以上、日本でも2006年4月よりサービスを開始し、現在会員数80万人を超える。2008年夏からは中国でもサービスを開始した。最大で約17000人以上が同時にプレイできるシステムとなっている。 物語は異常気象によって崩壊しつつあるアラド大陸。プレイヤーは鬼剣士、格闘家、ガンナー、メイジ、プリーストなどのキャラクターとなって世界を救うのが目的である。 アニメではこれらの職業を中心にキャラクターを展開し、基本1話完結のアクションアドベンチャーを描く。アニメ制作はGONZOと、GDHグループの韓国制作スタジオ・GKエンタテインメントが共同制作で行う。 監督は元ウォルトディズニー・ジャパンでアニメーターを務めた池添隆博さん。フリーとなって以降、『RED GARDEN』や『電脳コイル』、『おおきく振りかぶって』などの人気タイトルで絵コンテ・演出を務めた若手の実力派である。本作が初監督作品となる。 製作作発表会では、鷹木プロデューサー、池添監督に加え、キャストから近藤隆さん(バロン役)、野川さくらさん(リュンメイ役)、辻あゆみさん(イクシア役)らがステージに登場して魅力を語った。 池添監督はまずゲーム版の原題『ダンジョン アンド ファイター』から『スラップアップパーティー -アラド戦記-』(直訳:とびっきりのすばらしい仲間たち)に改題した理由について「パーティー(仲間)中心の楽しい話にしたい」とコンセプトを説明した。 近藤さんは鬼戦士をモデルとしたバロンについて「パーディーのリーダーとして、過酷な運命を背負っているのですが、みんな振り回されて苦労しています(笑)」と説明した。 さらに「毎回どこかしらでギャグが入っていきます。さらに今回メインのギャグが鈴村(健一)さんなので、どこまで冴えたボケをしてくれるのか期待して下さい(笑)」と見所を説明する。 野川さんは女性格闘家リュンメイとして「お姉さん的なポジションで、パーティーを盛り上げていきます」、「この作品をやり終えた後には役者として『ステップアップ』していけるように頑張ります」と話す。このほかオープニング主題歌も担当する。 辻さんの演じるはメイジ・イクシアは「妹的存在でちょっと生意気なキャラクターです。自分自身、オンラインゲームでメイジのキャラクターをプレイしていました。アニメでも楽しんで頂ければと思います。ゲームでおなじみのキャラやNPCもたくさん出てくるので期待して下さい」と語る。 また、イクシアの持つ魔法の杖がウェリというキャラクターになっている。これを演じるのが芸人のつぶやきシローさんである。 池添監督はキャストについて「特に細かく説明しなくとも役者さんの力でキャラクターができあがってしまいました。イメージ以上にやっていただいているので、もっと作画をがんばっていきたいです」と語る。アフレコは現在7話まで進んでおり、順調であるという。 また、舞台ではエンディングテーマを担当する、YMCKがミニライブを行い8bitミュージックを披露した。YMCKはファミコンのドット絵風のエンディングアニメも描いている。 アニメの放送時期や放送局は現在未定だが、テレビで2009年に日韓同時放送で26話放送される予定である。 (c)2008 Neople/D&F製作委員会『スラップアップパーティー -アラド戦記-』公式サイト/http://www.sup-arad.jp/『スラップアップパーティー -アラド戦記-』【スタッフ】原作: オンラインゲーム「アラド戦記」監督: 池添隆博シリーズ構成・脚本: 山野辺一記キャラクターデザイン: 永作友克美術設定: 松平サトシ音響監督: 吉田知弘制作: GONZO、GK Entertainment【キャスト】バロン・アベル: 近藤隆リュンメイ・ランカ: 野川さくらカぺンシス: 鈴村健一イクシア・ジュン: 辻あゆみジェダ・ラクスッパ: 黒田崇矢イルベク: 置鮎龍太郎ヒリア: 田中理恵ハルセン: 岩田光央ロクシー: 渡辺明乃ほか
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