タツノコ40周年作品「鴉-KARAS-」 AT-Xで8月全話放送 | アニメ!アニメ!

タツノコ40周年作品「鴉-KARAS-」 AT-Xで8月全話放送

                    (C)2005 タツノコプロ/鴉 -KARAS- 製作委員会
 タツノコプロが40周年記念作品として製作したSFアクションアニメ『鴉-KARAS-』が、8月6日から8日までアニメ専門チャンネルAT-Xで全6話一挙放映される。作品はOVA作品として2

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karasu.jpg タツノコプロが40周年記念作品として製作したSFアクションアニメ『鴉-KARAS-』が、8月6日から8日までアニメ専門チャンネルAT-Xで全6話一挙放映される。作品はOVA作品として2005年からリリースを開始し、昨年10月までおよそ2年間かけて発売をされた。
 タツノコプロが得意とする悪と戦うダークヒーローをベースに、高度な3Dアニメを広く取り上げるなど見所の多い作品に仕上がっている。
 
 『鴉-KARAS-』の全6話一挙放映は今回初であるだけでなく、作品はこれまでスカイパーフェクトTVのパーフェクトチョイスで放映されたことはあるがテレビ放映自体の数が少ない。そのため作品の評価の高さに較べて、実際の作品を観た人はあまり多くない。隠れた名作ともいえ、今回はテレビ放映で物語の全てを楽しめる機会となる。
 一方で、『鴉-KARAS-』は海外のアニメファンにとりわけ人気が高い。特に米国では業界誌ICv2が発表した2007年アニメDVDトップ10にランキングするなどセールスも好調だった。派手なアクションが受ける米国人好みの作品とも言えそうだ。

 今回AT-Xは、夏の目玉番組のひとつとして『鴉-KARAS-』を取り上げる。これは同社のコンテンツ強化の一環でもあると見られる。
 2011年の地上波デジタル放送の完全移行に向けて、ケーブルテレビ局のビジネスチャンスは今後広がる。一方で国内にはアニマックス、キッズステーション、カートゥーンネットワーク、ディズニーチャンネル、トゥーンディズニー、ニコロデオンなどアニメーション専門局、子供番組専門局の数は多い。こうした競争のなかで顧客の囲い込みと有力番組の獲得競争が増している。
 そうしたなかAT-Xは、アニメファン、マニマ、高年齢の視聴者に特化した戦略を取っている。SFアクションアニメ『鴉-KARAS-』の一挙放映も、そうしたAT-Xの方針を反映しているだろう。

「鴉-KARAS-」公式サイト /http://www.thekaras.net/
AT-X /http://www.at-x.com/

放送局: アニメ専門チャンネル AT-X
放送日: 8月6日(水)~8日(金)
8:00~9:00/19:00~20:00
※視聴年齢制限対象番組

【スタッフ】
企画原案・監督: さとうけいいち
キャラクターデザイン: 羽山賢二
脚本: 吉田伸
オーケストラ演奏: プラハ交響楽団
制作: タツノコプロ

【キャスト】
鴉/乙羽(おとは): 和田聰宏
ヒナル: 渋谷飛鳥
ゆりね: 鈴木かすみ
鵺(ぬえ): 藤原啓治
鳳春院廻向: 櫻井孝宏 ほか
《animeanime》
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