はりけ~んず前田のオタクコントライブ DVDで発売 | アニメ!アニメ!

はりけ~んず前田のオタクコントライブ DVDで発売

 お笑い界随一のオタクとして知られる「はりけ~んず」の前田登さんのがオタクコントライブのDVDが、よしもとアール・アンド・シーより発売になった。収録されたのは2007年9月9日に新宿の「ルミネthe よしもと」で開催したライブである。
 最近はアニメのネタを使う芸

ニュース
注目記事
 お笑い界随一のオタクとして知られる「はりけ~んず」の前田登さんのがオタクコントライブのDVDが、よしもとアール・アンド・シーより発売になった。収録されたのは2007年9月9日に新宿の「ルミネthe よしもと」で開催したライブである。
 最近はアニメのネタを使う芸人も増えているが、前田さんはお笑い界随一の筋金入りのアニメヲタク芸人。アニメ好きが高じて声優オーディションに参加し、見事『おねがいマイメロディ』のバク役としてレギュラー出演している。このほかにも東京国際アニメフェアステージでの名司会ぶりでも、ファンに知られている。

 また前田さんは声優への愛情を思いきり詰め込んだヲタクコントライブ「登風」をシーズンごとに定期開催している。
 今回、DVD化された公演は、ゲストに新谷良子さん、折笠富美子さん、清水愛さんらを迎え、コントや大喜利を行っている。この作品の前田登さんのオフィシャルインタビューが届いたので、紹介する。

         h.maeda.JPG

あなたのヲアニヲタ/声優ヲタ度を測ります!
(TEXT:長澤智典)

-冒頭から、声優さんを野球のスターティングメンバーに例えラインナップしていくコントが登場。この『はりけ~んず前田単独オタクコントライブ 登風』、アニメ/声優ヲタクであればあるほど、"大爆笑"な波動砲炸裂しまくりの内容じゃないですか?!

ド頭から声優さんの名前をズラ~ッと並べてのコント。一番を小清水亜美ちゃんにするか新谷良子ちゃんを起用するかで悩んでいく下りがあったり。クリーンナップのトリオは何があってもDUPだったり。『あぁっ!女神さま』関連のベテラン陣の起用もあったりなど。わかる人にしかわからない内容ですからね。
だけどあのラインナップ、話がわかる人には"納得"の人選だという嬉しい感想もいただいてますから。

-ヲタクネタ満載のコントライブ『登風』には、大ネタや中ネタ、小ネタはもちろん。かなぁ~りマニアックな。「えっ、そんなネタ誰が知ってるの??」という極小ネタまでたくさん詰め込んでいます。

何が嬉しいって、「これ、俺だけが知ってる」「このネタ、わたしは笑える」というマニアックなネタが出てくるたびに、会場のあちこちからクスクス笑ってる声が聞こえてくることなんですよ。
それこそ、誰もが3話観た時点で辞めたような超マニアックなアニメのネタほど、楽しんでくれる人らがホンマ多いんです。だから、ヲタ度が激しければ激しい人ほど、『登風』ってツボにはまっていくんでしょうね。

-『登風』のコントは、はりけ~んずとして演ってるコントや漫才とは…。

まったく正反対なもの。臭い言い方ですけど、あの『登風』の場は、僕にとっての「宝」ですよ。
碇シンジ風に言えば、「ボクはここにいて、いいんだ」。アムロ・レイ風に例えるなら、「僕には帰れる場所がある。こんな嬉しいことはない」って心境なんです。
新谷良子ちゃんに清水愛ちゃん、さらに折笠富美子さんまでもが、新宿のルミネでコントを披露してくれた!!

-『はりけ~んず前田単独オタクコントライブ 登風』には、声優さん3名ほどゲスト出演。共演したゲスト声優さんに対しての感想も、ぜひ聴かせてください。

『M-1への道』で共演したのが、新谷良子ちゃん。
「良子ちゃんと一緒に演れる」となったときに思ったのが、「彼女の場合、コントよりも漫才のほうがおもろいだろう」ということ。しかも一番のポイントが、良子ちゃんが"萌えジャージ"を着ていること。単にその姿を観たかったという、僕の願望もあるんですけどね(笑)

折笠富美子さんは、『店長タン』という"アニメイト川越店"を舞台にしたコントへ出演。さすが舞台出身の方ですよね、普通だったら演じてく中で照れが出てしまうところ、折笠さんは一切照れることなく、ものすごい表情まで見せながらコントの中で演じきってくれた。
むしろ僕のほうが舞い上がってしまい、自分で突っ込むタイミングやネタを前バラシしてしまったくらいですからね(笑)

清水愛ちゃんとは、『面接』ネタで共演。さすがお笑いヲタの愛ちゃんだけあって、みずから「こういう笑いがしたい」と言ってきたので、僕もちょっと凝った内容にしようと思い、あらかじめ「心の声」を録音し、それに合わせやっていくコントを披露したんですけど。
愛ちゃんなど、みずからアドリブ入れて絡んできましたからねぇ。そんなん、声優さんが「みずからコケるシーンを作るんや~」みたいなノリ(笑)。

さらに3人とは、『大喜利』もやったんですけど。あの3人のネタの巧みさには脱帽ですよ。結果、例題を出してる僕が一番苦しんで沈んでくという、観てる人には面白い、僕にとっては芸人のプライド傷付く、一番おもろいパターンになっていきましたからね」
僕は、守りになど一切入ってない"攻めてるアニメ"が大好きなんです。

-7月に『登風~勇者ちゃま20周年の大冒険~』を実施。会場ごとにいろんな声優さんを迎えて行うよう、まずはそこで『登風』の魅力を満喫してもらいたいですね。

正直な話、全国ツアーは"一か八かの賭け"ですよ。各地どれくらいお客さんが入ってくれるのかわからない。
その変わり、一度披露しただけで永遠の眠りについてたネタなど、じつはもっともっと大勢の人に観てもらいたいネタがあるので、それを各地で披露していこうと思ってます。

-7月の全国ツアーのあと、9月15日には、ふたたび新宿ルミネへ『登風』が戻ってきます。

僕ね、できれば毎回この『登風』をDVDとして残しておきたいんですよ。
昨年やった新宿ルミネ公演では、ルミネの歴史始まって以来の9割8分男で埋めつくされたり(通常はその逆)、ペンライトが飛び交ったり、アンコールの声が飛んだり(お笑いではアンコールの声はかからない)と、いろんな新しい歴史を築きあげましたし。
なによりも満員のお客さんが詰めかけてくれた。だからこそ、このDVDを通し、『登風』の楽しさを全国各地の人たちへ届け。1クールごとに開催している『登風』を、毎シーズンごとにDVD化していけたら、も~最高の喜びですよね。
そのためにも、ぜひ7月の全国ツアーや、9月のルミネ公演を成功させ、また次へ繋いでいきたいと思ってます。

-最後にひと言お願いしても良いですか??

この『はりけ~んず前田単独オタクコントライブ 登風』は、僕の38年間培ってきたアニメ愛を全部詰め込んだ、愛にあふれた1枚。
アニメや声優さんに対する愛情が深ければ深い人ほど、楽しみ度が増していく作品になりましたので、ぜひ、みずからのヲタク度を計る意味でも観てください。

前田登 OFFICIAL HOMEPAGE /http://www7a.biglobe.ne.jp/~muko-charat/

『はりけ~んず前田単独オタクコントライブ登風』
出演: 前田登(はりけ~んず)、折笠冨美子、清水愛、新谷良子ほか
時間: 本編133分 特典12分(予定)
発売: よしもとアール・アンド・シー
発売日:2008年6月25日
価格: 3675円(税込)
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集