米国の映画メディアの報道によれば、ワーナー・ブラザースが企画中とされる米国版『マクロス』こと『ロボテック: Robotech』の実写映画版の脚本をローレンス・カスダン(Lawrence Kasdan)が執筆していることが明らかになった。 ローレンス・カスダンは、『レイダース 失われたアーク』や『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』などで知られるハリウッドの大物脚本家・監督である。これまでは、クレイグ・ザーラー(Craig Zahler)が脚本を書くとされていたが、より知名度の高いローレンス・カスダンに変更になったようだ。 実写映画版の『ロボテック』は現在、企画の初期段階と見られている。このため映画化の実現は未だ不確定である。 しかし、ワーナー・ブラザースに加えて、『スパイダーマン』シリーズで人気のトビー・マグワイアの映画製作会社マグワイア・エンタテインメントも製作に加わる予定とされている。ハリウッドでは、『ロボテック』の主人公リック・ハンター(マクロスの一条輝に相当)を、トビー・マグワイア自身が演じるのでないかと見られている。 今回、ローレンス・カスダンが加わることで、映画のプロジェクトの枠組みがより広がったといえるだろう。 『ロボテック』は日本でもよく知られるように、日本のアニメ『超時空要塞マクロス』と『超時空騎団サザンクロス』、『機甲創世記モスピーダ』の3作品を合わせて米国で独自に再編集した番組である。編集の核が『マクロス』であることから、米国版『マクロス』と呼ばれることが多い。 作品はテレビ放映を通じて1980年代に米国の子供たちに人気となった。現在も熱心なファンが多く、米国で独自の続編アニメが作られるほどである。 今回の実写映画化企画はこうした作品の人気に加えて、『トランスフォーマー』や『マッハGoGoGo』といった日本コンテンツを原作として実写映画化する動きが広がっているためである。 今回の企画では、トビー・マグワイアが個人製作会社を通じて製作に参加することが大きな話題となっている。一方、トビー・マグワイアの親友であるレオナルド・ディカプリオも、自身の映画製作会社アッピアン ウェイを通じて大友克洋原作の『AKIRA』の製作企画に参加するとされている。こちらもディカプリオはプロデューサーだけでなく、映画出演をするのでないかと見られている。 人気俳優が日本のコンテンツの映画化に自ら乗り出すのは、自分が昔好きだった作品に出演したいという単純な欲望なのかもしれない。当サイトの関連記事/米国版「マクロス」の「ロボテック」 ワーナーが実写映画化か?
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