「タツノコプロの世界展」 7月18日から八王子市夢美術館で | アニメ!アニメ!

「タツノコプロの世界展」 7月18日から八王子市夢美術館で

 1962年に設立されおよそ半世紀の歴史を誇るアニメスタジオ竜の子プロダクション(タツノコプロ)の作品と創作の世界に迫る展覧会「タツノコプロの世界展」が7月19日から9月15日まで八王子市夢美術館で開催される。
 日本のテレビアニメの創生期を支え、日本だけでな

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 1962年に設立されおよそ半世紀の歴史を誇るアニメスタジオ竜の子プロダクション(タツノコプロ)の作品と創作の世界に迫る展覧会「タツノコプロの世界展」が7月19日から9月15日まで八王子市夢美術館で開催される。
 日本のテレビアニメの創生期を支え、日本だけでなく海外でも高い人気を誇るタツノコアニメを広く紹介するものとなる。

 今回の展示はスタジオの処女作『宇宙エース』から、『科学忍者隊ガッチャマン』や『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』、『マッハGoGoGo』など代表作の設定画やセル画およそ300点に及ぶ。
 さらに作品の草稿やスケッチ、フィギュア、映像作品(参考出品)まで、様々な展示物で多角的にタツノコプロを紹介する。また今回は特別な協力を得て、企画段階で保留となり、これまで発表されることのなかった作品の企画資料や原画を初公開する。知られざるタツノコアニメの世界に迫る貴重な機会となりそうだ。

 また、会期中の関連イベントとして8月30日には『劇場版 科学忍者隊ガッチャマン』上映会、9月7日には「笹川ひろし講演会」が、八王子市学園都市センターイベントホールで開催される。
 笹川ひろしさんは、タツノコプロの創立時からアニメ作りに参加する大ベテランである。『ハクション大魔王』や『タイムボカンシリーズ』などの代表作があり、現在も『ヤッターマン』の総監督として活躍している。いずれもはがきによる申し込みが必要だが、人気を呼びそうだ。

 八王子市夢美術館は、これまでにも「安彦良和原画展」や「ますむらひろしの世界展」、「林静一 展」など、アニメに縁の深い人を取り上げた展覧会企画を開催している。
 今回の企画もそうした一連の流れにあるが、「タツノコプロの世界展」では、長年にわたり個性的な作品で人気を集めてきたスタジオに焦点をあてることになる。開催期間が夏休みと重なることもあり、親子で楽しめるだろう。

「タツノコプロの世界展」
会期: 平成20年7月18日(金)~9月15日(月)
休館日: 毎週月曜日(9/15日は開館)
開館時間: 10時から19時(8月2日、3日のみ21時まで)
観覧料: 一般 500円
      小学生以上の学生・65歳以上250円 (ほかに団体料金有)
主催: (財)八王子市学園都市文化ふれあい財団
特別協力: 株式会社竜の子プロダクション
企画協力: 株式会社アドシステム
会場: 八王子市夢美術館 /http://www.yumebi.com/
展覧会の詳細は上記 八王子市夢美術館のサイトにて確認ください。
《animeanime》
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