東京都江東区の森下文化センター内にある「田河水泡・のらくろ館」では、2008年6月から2009年2月まで、「マンガ界のサムライ達」と題したカルチャーセミナーを行う。 少年マンガをテーマにした連続講演会で、様々な分野の関係者がそれぞれのテーマでトークを行う。少女マンガをテーマに昨年開催した「永遠の名作 時代を変えた少女マンガ」に次ぐ企画となる。 第1回目は公開講座で、ゴダイゴのミュージシャンでマンガのコレクターとしても有名なタケカワユキヒデさんが「日本のマンガの基礎を築いた七人のサムライ」と「戦後昭和マンガ史」をテーマに講演を行う。 このほか、日本マンガ学会理事で漫画研究家の秋田孝宏さんのコーディネートによって週刊少年マガジン・現編集長の森田浩章さんや、元「週刊少年ジャンプ」編集長で現在コアミックス代表の堀江信彦さんを招くなど豪華な対談企画が控えている。 マンガファンであれば耳を傾けておきたい人物の話を聞くチャンスであるといえる。セミナーの申し込み予約は先着順になっているため、注意が必要である。 「田河水泡・のらくろ館」は漫画『のらくろ』の作者・田河水泡氏が幼少の頃を江東区で過ごしたことがゆかりとなっている。遺族から寄贈された作品や書斎机などの遺品を元に田河氏の業績を後世に伝えるため、1999年に開館した。 のらくろ館では、田河水泡氏の仕事場の再現や年表、原画展を開設している。常設展以外にもマンガ文化の企画展などを行っており、近年では「まんが・マンガ・漫画サミット」と題した、やなせたかしさんの講演や原画展などを行っている。のらくろ館 公式サイト/http://www5a.biglobe.ne.jp/~norakuro/sub1/index.htm少年マンガ誌の文化論「マンガ界のサムライ達」カリキュラム(全5回) 第1回 6月22日(日) 《公開講座》「日本のマンガの基礎を築いた七人のサムライ」と戦後昭和マンガ史 講師:タケカワユキヒデ(音楽家・マンガコレクター)第2回 8月31日(日) 現役編集者が語る「少年マガジン」50周年の舞台裏 (対談)森田浩章(現「週刊少年マガジン」編集長) ほか司会:秋田孝宏(漫画研究家)第3回 10月26日(日) 成長し続ける少年マンガ 講師:斎藤宣彦(編集者・漫画研究家)第4回 12月14日(日) 元編集長と漫画家が語る「少年ジャンプ」躍進の舞台裏 (対談)堀江信彦(コアミックス代表取締役・元「週刊少年ジャンプ」編集長)ほか司会:秋田孝宏(漫画研究家)第5回 2月15日(日) アニメ化への挑戦 講師:鈴木伸一(アニメーション作家・杉並アニメーションミュージアム館長)■時 間 14:00~16:00 ■参加費 6,500円(全5回分)※6/22公開講座のみ受講の場合は1500円■要予約、先着順受付 ■お問い合わせ/お申し込み 江東区森下文化センター(田河水泡・のらくろ館) 担当:高橋 〒135-0004 東京都江東区森下3-12-17 TEL 03-5600-8666 (受付時間 9:00~22:00 第1・3月曜日休館)
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