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会場になったMajestic Hotelには、国内外の映画関係者、各国の映画祭関係者、プレスなど500人以上が詰めかける大盛況となった。パーティーでは今年から新たに東京国際映画祭のチェアマンに就任した依田巽氏が挨拶にたった。
東京国際映画祭は依田氏のもと、今年は新たに「エコロジー」をテーマとして掲げることを明らかにした。東京際映画祭は、従来の映画祭でよくみられるレッドカーペットに替えて「グリーンカーペット」を実施する。映画祭を通じて地球環境を訴える。
また、人間と自然の共生をテーマとした作品を20本程度で構成する「Natural TIFF(仮称)」部門を新たに設置する。さらに、全部門の出品作品の中から、環境やエコをテーマとした優れた作品に「エコ大賞(仮称)」を贈るほか、環境・エコロジー関連のシンポジウムも開催する。
ジャパンパーティーで公表された東京国際映画祭の主要部門には、コンペティション部門、特別招待作品、アジア映画を集中特集するアジアの嵐、日本映画・ある視点がある。さらに欧米作品を中心に取り上げるワールドシネマ、今回新たに開催されることが明らかにされたNatural TIFF(仮称)である。
また、毎年開催されているアニメーション映画の企画「animecs TIFF」も、今年は主要部門とされている。animecs TIFFは、日本の新作アニメーション10本を集めた特集となる。
上映作品は、クオリティが高く、アニメ業界に新風を吹き込むユニークな作品としている。また新作部門や若手短編部門などを予定する。主要部門となることで、昨年よりも明確なテーマが設けられるようだ。
第21回東京国際映画祭 /http://www.tiff-jp.net/ja/
主催: ユニジャパン
(財団法人日本映像国際振興協会/第21回東京国際映画祭実行委員会)
共催: 経済産業省(マーケット部門)、東京都(コンペティション部門)
期間: 2008年10月18日(土)~10月26日(日) 9日間
開催会場:
六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設・ホールを使用
後援(予定):
外務省/総務省/財団法人JKA /独立行政法人国際交流基金/渋谷区/港区/日本貿易振興機構/(社)日本経済団体連合会/東京商工会議所/(社)日本映画製作者連盟/(社)映画産業団体連合会/( 社) 外国映画輸入配給協会/ モーション・ピクチャー・アソシエーション( M P A ) /全国興行生活衛生同業組合連合会/ 東京都興行生活衛生同業組合/ (財) 角川文化振興財団/Copyright 2008 by UNIJAPAN All Rights Reserved.(財)デジタルコンテンツ協会/(財)港区スポーツふれあい文化健康財団/ (社)デジタルメディア協会/ NPO法人映像産業振興機構
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