米国最大のアニメイベント・アニメエキスポを運営するSPJA(日本アニメーション振興協会)は、SPJAインダストリー賞とタイトルした日本のアニメ賞の企業応募受付を1月28日に開始した。 SPJAインダストリー賞は、SPJAによればアニメ作品や制作に関わる個人を表彰することで、アニメの社会的な認知度の向上を目指すものである。また、ファンには様々な作品を紹介すること、アニメを観る機会を提供する。 SPJAによる同タイトルの賞がこれまでにも表彰をしたことはあるが、継続的なものでなく注目度も高くなかった。しかし、今回は21部門にも及ぶ賞の構成から、SPJAが大型イベントとしてこの賞をリバイバルする意図が見られる。 アニメエキスポは全米最大規模のアニメコンベンションだが、他方で北米各都市の大型アニメコンベンションも急成長を続けアニメエキスポを追い上げている。アニメエキスポは、イベントの魅力を維持してこれまで以上に多くの参加者を呼び込み、ファンの注目を浴びる大型企画を必要としている。 SPJAインダストリー賞を構成する21部門は、アニメやマンガのジャンルごとの作品賞や声優賞、監督賞やキャラクターデザイン賞、音楽賞などである。 また、候補作品はアニメ関連企業からカテゴリーごとに推薦作品を提出してもらう。そのなかからノミネート作品を決定し、さらに最終的にSPJAのウェブサイトを通じて一般投票で最優秀賞を決定する。 全受賞作品は7月3日から6日まで開催されるアニメエキスポ2008で発表され授賞式を行う予定である。 これまで米国には日本アニメやアニメスタイル作品の大型賞は存在していなかった。しかし、昨年2月にアニメエキスポのライバルのひとつニューヨーク・コミコンが、北米初の本格的なアニメ賞アメリカン・アニメアワードを開催した。 しかし、アメリカン・アニメアワードは運営に混乱が見られ、アニメファンから評判は高くなかった。2008年は現段階では2回目の募集はされていない。それでも、ライバルイベントのこうした動きがSPJAを動かせた可能性は高いだろう。 ただし、SPJAインダストリー賞にも曖昧な部分がみられる。インダストリー賞としているが、監督やデザイナーの業績を評価する個人賞と作品賞のほか、ファン投票的な番組登場人物に対するキャラクター賞が混在している。 また、最終決定がファン投票であるため、賞タイトルからイメージする業界賞というよりファンイベントに近い雰囲気がある。このため全体に賞の位置づけや目的がやや判り難くなっている。 それでも米国で最も注目の集めるイベントで行われる賞だけに、ファンからの関心が大きくなるのは間違いないだろう。むしろこうしたファンからの視点を中心に運営すれば、SPJAインダストリー賞は大きな成功を収めるに違いない。SPJA(日本アニメーション振興協会) /http://www.spja.org/アニメエキスポ2008公式サイト /http://www.anime-expo.org/SPJAインダストリー賞のカテゴリー最優秀男性声優賞(日本語)/最優秀女性声優賞(日本)最優秀男性声優賞(英語)/最優秀女性声優賞(英語)最優秀キャステイング監督賞/最優秀キャラクターデザイナー賞最優秀メカデザイナー賞/最優秀男性キャラクター賞/最優秀背景デザイン賞最優秀OVA賞/最優秀映画賞/最優秀テレビシリーズ賞/最優秀音楽賞最優秀歌曲賞/最優秀監督賞/最優秀マンガ賞(アクション部門)最優秀マンガ賞(コメディ部門)/最優秀マンガ賞(ドラマ部門)/最優秀出版賞
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