米国の出版業界情報の有力誌パブリッシャー・ウィクリーは、2007年に米国で発売された全出版物のなかから選ぶベストブックス・オブ・ザ・イヤー(Best Books of the Year)として、松本大洋さんの『鉄コン筋クリート』と手塚治虫さんの『MW』、それに『多重人格探偵サイコ』(原作大塚英志、画田島昭宇)の3冊をピックアップした。 パブリッシャー・ウィクリーは、毎年同誌が発表するもので、年間6000冊を超えるパブリッシャー・ウィクリーの書評の中から特に心惹かれる本として選ばれている。様々な分野からそれぞれ数冊から十数冊の合計で150冊程度を選び出す。